園芸花卉ブログ - 最新エントリー

山野草の植え替え

カテゴリ : 
ガーデニング、庭づくり
執筆 : 
KKousaka 2015-3-22 17:50
昨年、秋に山野草展で入手した「杜鵑草(ホトトギス)」と「細葉野菊」の植え替えと日本桜草の苗の鉢植えを15鉢程。

短い午後の時間を見つけての作業。2時間程の庭仕事になる。
年々、庭仕事も効率が悪くなるよう。一日でできる作業量も減りつつあるのが現実です。
雨が降れば、億劫になってしまうのも最近の傾向。反省しきり。

<22日に植え替えした15鉢>
13:30から、さくらそう会の総会と苗の交歓会に出席しました。雨の中、例年通り多くの会員が出席して、豊島区区民センター会議室にて開催されました。



その後、同じ会場で世話人会が開催。世話人ではないのですが、本サイトの学芸の森の企画説明と主要な世話人の方々や会長に支援をお願いするために参加しました。その後、蕎麦屋での懇親会にも。故中村理行さんの通われた蕎麦屋さんでした。

無事、学芸の森への支援と協力(植木鉢や桜草苗の提供や園芸育種指導などのお願いをしました。会長以下、世話役の方々にも快く、引き受けていただきました。詳細は、3月に再度、会長宅にお邪魔して、打ち合わせ予定)
ようやく、昨年参加した学校の森・子どもサミットイベントの報告書が送られてきました。
印刷物ですから、誌面の制限もあり、十分な報告書にはならず、スポンサーの報告も掲載しなくてはならない事情も解るので、致し方ないとは思いますが、出席した分科会などは、実際に報告だけで討議もされなく、報告された内容も実際は、地元の参加を可能にする「実行委員会」の運営と設置と学校側の交流のための担当者の意識づけが鍵ということでしたが、どのようにNPOや周囲を巻き込むかというノウハウが提供されたかのような印象となる報告書で、ちょっとびっくりしました。

まあ、なんとか当初の分科会目的の達成という課題をクリアするためには、お手盛りも致し方ないのでしょう。一日のイベントにはできることとできないことがあるという典型的な結果となったようです。

やはり、継続的なプロジェクトとして、各学校の活動に参加するつもりで、臨まないとできないことなのかもしれません。ある意味では、良い勉強になりました。
ようやく、紅葉と思ったら、早くも散りはじめ、冬の茶花「椿」の季節に突入したようです。
ここそこで、サザンカを見るようになって、いよいよと思っていたら、神代植物公園から、白侘助開花のニュースが。

画像は、こちらから。

昨年、静岡県の玉露の里で瓢月亭を訪ねたときに、園内の高台にツバキ園があることを知りました。是非とも冬に伺いたいといったのですが、今年は、かないそうもありません。
10月になって、ようやく開催報告がこちらからご覧いただけるようになりました。
是非、ご覧ください。

私が参加した第3分科会の報告は、こちらから、読めます。
内容は、かなりコーディネーターが選別したもので、あくまで一部という内容ですが…。
先日、8月頭に参加してきた「学校の森・子どもサミット」大会。
もういい加減、報告もアップしているかと思いきや。全く無しでした。

1か月経てば、大丈夫だろうなどというのは、大きな勘違いでした…。

先日、大会会場の第三分科会(相模原の広陵もりっくの活動報告)でお会いしたNGOのオイスカさんの事務所を訪ねてきました。学校林の活動についてのお話をと思ったのですが、オイスカさんからは、

「積極的にこちらから、提案することはなくて、学校側の要望で動く方針」とのお話を聞きました。事業としても採算がとれるものでなく、ほとんどボランティア感覚や個人的なつながりなどで動かれているようでした。「そちらのなさっていることと同じですよ」とも言われ、成程という気分でした。震災の海岸林などの保全や育成などもされていることも知っていたので、色々お話も伺いたかったのですが、海外出張前とのことで早々に失礼しました。

広島の安佐南、安佐北区の土砂災害に思う

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2014-8-24 10:36
1999年の6月29日の広島の土砂災害以来、土砂災害対策を徹底していた筈の広島。2003年には、あらたな土砂対策法が成立して、対策も万全を期してきたことが知られている。
特に広島の安佐南区、安佐北区のエリアには、危険エリアが多数存在したことは災害マップからも明白だった。

是非、こちらの、土砂災害ポータルひろしまを見てほしい。こうしたシステム構築による対策にも関わらず、今回も死者を多数だすなどの大きな被害を招いた。

このことは、こうした郷土への理解がその場所に住む人々に徹底されていなかったからだと思うのは私だけなのだろうか。
最近この場所に引っ越してきたばかりの人も多かったようだが、こうした人々に「自分の住む土地=郷土」への理解推進はどのようになされてきたのだろうか。
「郷土教育」は、小学校から、大学、そして、社会人まで継続して進められるべきという考え方がなぜ、広まらないのだろう。不思議でしかたない。

庭のアカバナユウゲショウ

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2014-6-8 10:00
園芸文化研究の「花研究」にもそろそろ時期に合わせた地域の花・雑草などを地域の植生学習資料として、アップしていこうと思います。
第一弾は、帰化植物で多年草の「アカバナユウゲショウ(ユウゲショウ)」です。毎年、可愛い花を咲かせるのですが、広がってしまい、大変です。

今年は、別に鉢植えして、広がったものは、一部整理しようとも思っています。

ようやく、我が家の桜草たちも開花が始まり、最初に開花した「金葉集」もかなり咲いてきました。
まだ、それ以外の品種は、二分咲き程度です。

2月のさくらそう会の総会・苗交歓会に出席できず、これという品種を手に入れることができませんでした。
今年は、「さくらそう会事務局」から送られてくる苗だけを新たに栽培することになりました。

送られてきたのは、7品種。

認定品種は、以下の5種

金葉集
灯し火
朱の玉垣
高根の雪
紫宸殿


作出家の方々の実生からの未認定品種は、以下の2種

露紫(宮崎三千男氏作出)
延生の舞(浦沢氏実生)

でした。

「延生」は「えんしょう」(下野国<栃木県>芳賀郡の延生という氏族の意味)と読みます。
また、地名に使う場合は、同じ栃木県芳賀郡で「上延生」と書いて、「かみのぶ」と詠むので「のぶ」と読むのでしょうか?浦沢実生とのことでしたので、仙台さくらそう会の浦沢氏の作出した品種なのでしょうか。

雪などから、こんな遅い時期の鉢づくりとなってしまいました。
7種、10鉢が今年の品種です。紫宸殿は、昨年も育てたので、どのように違うかも楽しみです。