園芸花卉ブログ - 最新エントリー

植木・鉢物文化研究の中の項目「庭園」研究にかねてより予定していた「江戸城の庭」についての部分を開始しました。
第一弾は、「江戸城の庭師」です。
江戸城=将軍、大御所の庭、園芸の楽しみ方や、その脇役となった庭師、大名などの実態を明らかにすることでその後の江戸での園芸文化にどんな影響があったのかなどを調べていくつもりです。
園芸文化協会から10,11月の予定が送られてきたので、園芸カレンダーにアップしておきます。
先日、ようやく東京松屋さんの稲荷町のショールームを訪ねる機会があって、壁紙のサンプルなどをじっくり拝見してきました。「江戸からかみ」も買いました。じっくり、拝見する予定です。 金唐紙の情報なども多く、久しぶりに上田先生のお話を思い出しました。 パリの装飾美術館に所蔵されている和風の壁紙のコレクションにあった柄のことが記憶の中に甦ってきます。
京都の唐紙屋の「唐長」の桜草唐草を調べようとしているのだが、中々京都まで足を延ばす機会が訪れそうもない。
国会図書館での文献調査では、「唐草」のみの調査に絞られてしまう。
先日、上野を訪ねる機会があって、稲荷町駅のそばにあった、江戸からかみの「東京松屋」のショールームの前を通った。

江戸からかみに「桜草唐草」は、無かったと思うのだが、今度一度、訪問して、色々聞いてみようと思い立った。隅田川花火前には、訪ねる予定。

園芸文化協会の総会におじゃましてきました

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2011-6-27 19:05
上野の東天紅で開催された2011年度の園芸文化協会の総会に誘われ、伺ってきました。
念願の名古屋園芸の小笠原亮さんともお会いでき、後水尾天皇と寛永ネットワークの話題で盛り上がりました。是非、「花と火の帝」(隆慶一郎著)を読んでいただきたいとお願いしました。
大田花きの花の生活研究所の桐生社長ともお話ができ、色々なつながりがあるものだと驚きました。
京都の唐長さんにある版木に「桜草唐草」があるとは聞いているのですが、それ以外に「桜草」の柄が壁紙や襖紙などに使われているとはあまり聞きません。
地道に探すつもりです。
可能性は低いのですが、千代紙も調べてみる価値のあるもののように思います。京都と江戸の千代紙があるのですが、千代紙の最も古い画集といわれている
古樵亭山人編「古代千代帋集」
大正時代に刊行されたようですが、図版集があるようです。
時間があるときに国会図書館ででも調べて、見てみようと思います。

江戸千代紙のいせ辰さんなら、見ることもできるのかなあ?
谷中に寄ったときに聞いてみるのも手かもしれません。
本郷にある園芸文化協会の事務局を訪ね、事務局長のお話を伺いました。早速、個人会員入会をしてきました。
将軍家の庭や宮廷貴族たちの庭にあった桜草が茶会記以前にどのように立花などに使われてきたかは、やはり、池坊以前の花伝書を見る必要があるのかもしれません。

少し、「仙伝抄」や相阿弥の「御飾書」、文阿弥の「文阿弥花伝書」なども調べてみようと思います。索引などがないとこれが結構大変な作業になるのですが、少なくとも「仙伝抄」は第2巻が索引となっているので一安心です。
西堀一三氏の花道全集なども見てみようと思います。

庭の「シャガ」

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
sakurasoya 2011-4-29 17:17
シャガ(射干、著莪、学名:Iris japonica)は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。白い小さな花が一斉に咲きました。

温室栽培でもないのでまだまだ・・・

カテゴリ : 
日記
執筆 : 
KKousaka 2011-4-23 9:29
ようやく、「無礼講」につぼみがついたかなという我が家のさくらそうたちの現状です。