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都市部、住宅地域での植木・園芸教育の可能性について

自分たちの住んでいる場所、ある人には、生まれ育った場所です。もちろん、移りすんだ人にとってもそこは「郷土」といえるのではないでしょうか。
郷土、風土という視点で見る「今、住んでいる場所」「生まれ育った場所」。住宅の庭や周辺の植栽や都市計画に沿った近所の遊び場である公園や公共施設などの植栽は、都市・住宅地住民にとっては、「もっとも身近な自然=郷土としての自然」なのです。
「こうした郷土の緑がどのように形成され、そこにあり、それはどんなものなのかを知る」ことがそのまま、「大人の郷土学習」につながっていくと考えています。

サブカテゴリー

その1:近所の公園を知る
自宅の庭の次にもっとも身近な自然は、近所の公園です。子供連れて良く遊びに行く公園は、家族にとっての憩いの場所。子供の教育にも最適な自然環境でしょう。
その公園を良く知ることは、自分にとっても家族にとっても中々重要で楽しいことなのです。このカテゴリーでは、そうした試みを進めていきます。
その2:近代の「公園誕生」の背景を知る
江戸時代には、日本には公園という概念は存在しませんでした。明治になって、西欧からの文化流入がこうした概念が誕生したのです。その背景と関わった人々の想いを学んでいきます。