【基本的なプロジェクト概念と方向性】

基本の方向性(拠点づくりや組織づくりの考え方)は、こちらのカテゴリーをご覧ください。

この章では、実際の具体的なプロジェクト設計を進めていきます。


【プロジェクト推進の母体となる第一期推進会議づくり】

組織とプロジェクト発足の発案元(宴=勉強会開催者):
小金井環境市民会議生活環境部会・東京学芸大学・教育の森プロジェクト

プロジェクトの支援者候補:
東京学芸大学社会教育系、及び芸術系教室、及び学芸の森環境機構会議「教育の森プロジェクト」
小金井植木農業協同組合、東京都植木農業協同組合、東京樹木医会、巨樹の会、名勝小金井桜の会、小金井公園桜守の会他
小金井環境市民会議・生活環境部会、緑の調査部会(まちづくり部会、環境学習部会、地下水部会)
小金井市環境政策課、生涯学習課、観光振興課、経済課
小金井市観光まちおこし協会、小金井市環境審議会、
小金井市の各町内会やボランティア団体の有志
NPO法人こがねい環境ネットワーク、シニアSOHO小金井他
184、き・ま・ま編集部、小金井食育HP編集委員会、JCOM小金井・FM小金井他


●勉強会資料庫は、

1)見立て、番付史料については、こちらから。

2)基本プロジェクト企画書は、こちらから、ダウンロードしてご覧ください。

推進会議の開催の考え方と方向性:

1)小金井での風土・地域学習の機会づくりと地域ネットワークづくりを基本目標とする。

地域発の庶民文化=江戸の見立て番付文化の現代の小金井での継承・展開をその第一弾企画とする>江戸から黄金井へ庶民文化の継承

2)小金井の風土文化としての「植木、園芸」「教育」という文化に光を当てる。
教育、植木、農業、商業、メディア(行政)関係者が連携して、推進する風土文化活動(季節・風土の遊びとしての位置付け)を起こしていく>黄金井・共遊文化

3)小金井の“風土文化”創造する楽しみを体験できるような場(宴)を開催する。その過程で活動を推進する世代を超えた仲間、コミュニティづくり“黄金井連”を育成していく>世代を超えた“遊び”としての黄金井連参加

4)小金井の各エリア(町、丁目などの小エリア単位)や小グループ(NPOや市民団体単位)の集まりやすい単位でのグループでの活動を進めることで活動の地域ネットワーク、年代ネットワークづくりを目指す。>鍵は、各グループのリーダー(代表者)とサブリーダー(後継者)の選出とその人々との恒常的な情報ネットワークの構築(グループ内のネットワークは、小グループの従来からのネットワークの仕方を継続してもらう)

■具体計画案■

1)仲間(組織)づくりと宴(楽しみ方)づくり


実際の見立て番付づくりはその活動具体化の一手段として、実施企画、準備段階での仲間づくり、楽しむための宴づくりを設計します。

準備段階から楽しい“遊び”の仕掛けを持った活動“宴”を目指す


<A展開>

見立て番付文化の文化継承にチャレンジするグループづくり

●対象者:
環境市民会議・まちづくり部会メンバー
東京学芸大学の教授と学生(歴史、書道関連)、学芸の森環境機構
小金井市環境政策課、生涯学習課(文化財センター他)
植木業者、樹木医など(小金井植木協会、緑創他)
小金井市観光まちおこし協会

●幹事メンバーとグループリーダー間の連絡方法:共用Webコミュニティ「黄金井連コミュニティ(桜草数奇サイト内、要個人登録)」>連絡コミュニティは、こちら

●メイン会場:
1)環境学習館(環境市民会議・生活環境部会が担当)
2)学芸大学・若草研究室(学芸大学、教育の森プロジェクトが担当)


●「宴」内容:毎月1回程度開催
見立て番付勉強会と植木・生垣文化研究会、果実酒、果実料理(試飲、試食会も開催):

2018年度は、番付の基本設計研究と地域への告知と参加はたらきかけ、基本資料作成:緑の調査部会、学芸の森環境機構会議、名勝小金井桜の会などと協力し、小金井の生垣、樹木、並木の詳細調査も実施。(C展開として、後述)
小金井市食育HP編集委員会、JA東京むさしや市内の店と協力し、果実(果樹)料理レシピ開発を実施(B展開として、後述)

実際の番付づくりは、2019年度から予定。

●市民向け番付展示会、学習会開催:
環境フォーラムやアートフルアクションセンターでの江戸番付展示イベント、小金井祭りなどでのブース出展などを設計し、市民の関心を高めていく。



<B展開>

見立て番付文化継承を支援する果樹、果実酒、果実料理研究をチャレンジするグループづくり

●対象者:
小金井市食育HP編集委員会メンバー(できれば、みんなの給食委員会、やシニアSOHO小金井の女性会員グループも)
東京学芸大学の教授と学生(家庭科、食生活関連)、学芸の森環境機構
小金井市経済課、保健課
農業関係者、植木業者、樹木医など(JA東京むさし、小金井植木協会、三上氏<緑創代表>他)
市内で営業している菓子店や惣菜、飲食店などの参画も促す

●連絡方法:共用Webコミュニティ「小金井市環境市民会議生活環境部会の公式サイトやFacebook」、または、「桜草数奇」(こちら)のサイト内フォーラムなどを活用

●会場:未定(小金井市食育HP委員会が担当)

●「宴」内容:毎月1回開催
果実酒文化と果実料理勉強会(有料での試飲、試食会も開催)
同時に成果を季節ごとに、JA東京むさしの果樹の苗木配布のタイミングや市内の祭りなどにブース出展をしたり、市内の料理店での試食と果樹の育て方、果実酒づくり講習会などのイベントを設計、実施していく。(小金井食育HP編集委員会が主体となって、企画推進)



<C展開>

小金井の樹木、生垣調査と「季節のまち歩き」研究グループづくり

●対象者:
小金井市環境市民会議・緑の調査部会メンバー
東京学芸大学の地域連携部門、野外学習関連教授や学生、学芸の森環境機構
小金井市環境政策課、観光振興課
植木業者、樹木医など(小金井植木協会他)
小金井市まちおこし協会

●連絡方法:共用Webコミュニティ「生活環境部会コミュニティ(環境市民会議サイト内ブログなど、要投稿登録)」または、小金井市観光まちおこし協会のサイト内にコミュニティのバナーを配置する

●会場:
1)プロジェクト会議定期開催(メイン会場:環境学習館、その他、試験調査会などは、エリアに応じて、学芸大学若草研究室他の会場で開催。緑調査部会、生活環境部会担当)

●「宴」内容:毎月1回開催(2016年)
1)街歩きプロジェクト会議:ガイド養成と生垣、樹木調査設計を実施。環境学習館でメイン樹木、生垣講座(シーズン単位:年4回)開催。

2)エリア単位の町歩き試験的な実施:幾つかエリアを選定し、そのエリアの実施担当が指導管理して、エリア内で開催することを目標に試験実施。(はけの道、玉川上水両岸、千川、東町、貫井坂上と坂下、緑町、梶野町エリアなど)>
具体案:

将来的には、小金井市内各エリアごとに町歩き生垣、樹木調査実施と街歩きガイド養成講座(各エリアの公民館にて、エリアごとに上記のメイン講座を基本に地域開催する)の実現を目指す

*参考例:シニアSOHO小金井の「花暦之縁」案(こちらから)をご覧ください。


<この項、続く>