【行政・環境省の情報把握:その1「学校授業支援」をテーマとした情報提供の現状】
STEP1:環境省の学校教育支援を学ぶ
1)新学習指導要領準拠「授業に活かす環境教育」から
ごみの現状を小学校の授業で展開するために参考となる環境省の学校教育支援、指導用のコンテンツ「授業に活かす環境教育」(こちらが公式サイトです。)を参照してみます。
この環境省のコンテンツでは、「学校での環境教育」についての部分は、こちらをご覧ください。
以下にその「環境教育のねらい」の部分を転載します。
<転載、部分>
環境教育のねらいは、持続可能な社会づくりに貢献する人材の育成です。
持続可能な社会は、環境だけでなく、社会的公正や経済など幅広い領域と関係することから「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development=ESD)」ととらえ、多分野の教育を積極的に結びつけて取り組む必要があります。
●平成16年「環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する基本的な方針」に掲げられた環境教育の目指す人間像
人間と環境との関わりについての正しい認識に立ち、自らの責任ある行動をもって、持続可能な社会づくりに主体的に参画できる人材を育成することを目指します。
●平成19年「21世紀環境立国戦略」による持続可能な社会の定義
健全で恵み豊かな環境が地球規模から身近な地域まで保全されるとともに、それらを通じて世界各国の人々が幸せを実感できる生活を享受でき、将来世代にも継承することができる社会。
【学校で環境教育に取り組むにあたって】
◆発達への配慮
小学校低学年では、体験や感性が重要であり、学年が上がるに従い、課題発見と解決の実践力、行動を通じた思考・判断能力と、重点となるねらいが変化します。
また、環境教育では、課題を発見し、取り組み、結果をふりかえる一連の過程を経て、さまざまな能力が身につくよう設計することが重要です。
<転載、以上>
そして、さらに
<転載、部分>
学校全体での取り組み
環境教育には、学校全体で取り組むことが不可欠です。各学校の目標、目指す児童・生徒像を踏まえたうえで、全教職員が環境教育にどのように取り組み、実践するかについて共通理解しておく必要があります。また、学年間・教科間での連携を積極的に図ることにより、環境教育の効果はより高められると期待されます。
地域・家庭とのかかわり
特に児童にとっては、地域の身近な問題に目を向けた内容を取り上げ、身近な活動から学習を始めることが有効です。
また、環境保全のための取り組みは、日常生活の中でも意識的に行っていくことが求められています。家庭や地域社会と積極的に連携し、学校で学んだことを家庭や地域社会での生活に生かすことができるよう配慮することが必要です。
【このサイトの使い方】
平成21年度より順次実施される新学習指導要領から、環境教育に関連する主な項目を抽出し、分野別・発達の段階(小学校低・中・高、中学校)別に整理しました。学校全体の目標から、実際の授業計画作成まで、それぞれのステップに合わせてお使いください。
<転載、以上>
としています。
次には、実際にこのサイトでのごみ処理についての小学校での授業の部分を具体的に見て行きましょう。
【学年・教科別ガイド】を観る
<学年別ガイドのトップは以下のようになっています。公式サイトより転載>
ごみと資源の項目での小学校の事例は少なく(赤枠の2事例のみ)、
●授業事例集の1
事例の1は、「日本の文化や伝統を知ろう」というテーマでの3年生の総合学習・道徳・1時間の「ふろしき」を扱った事例です。詳細は、こちらからご覧ください。
●授業事例集の2●
事例の2は、以下の沖縄の小学校の事例です。:
NPO「沖縄リサイクル運動市民の会」作成のプログラム「買い物ゲーム」を総合的な学習の中で実施する例のみです。一応、以下のご紹介しておきます。
四年生の総合学習での「ごみをへらそう」(2時間扱い)の単元例です。沖縄での事例で詳細は、こちらをご覧ください。
(四年の社会科「健康的なくらしをささえる」「ごみの処理や活用」と五年の「環境学習 フードマイレージ」をつなぐ単元として設計)がこちらに紹介されています。
<事例集、以上>
このサイトでは、授業支援のごみ処理に関するデータ収集の方法などが、提供されたり、その入手についての情報掲載はありませんが、関連サイトのリンクは、欄外にあります。以下にそれらの情報サイトをご紹介します。
【環境省の環境学習用コンテンツ】
●ECO学習ライブラリー:公式サイトは、こちら
環境省の「授業に活かす環境教育のパンフレット(教育委員会を通じて平成21年度に配布されたもの)」や文部科学省の指導要領、国立教育政策研究所の「環境教育指導資料(こちら)
ESDに関する研究(国立教育政策研究所教育課程研究センター提供):こちらから。
などが情報提供されていますが、ほとんど、具体的な小学校の授業に役に立つようなものでなく、事例や指導の方向性提示にとどまっています。
●こども環境省:こちらから。
あくまで、環境省の子供向けの宣伝といった内容がほとんどです。
次の章では、実際に本サイトから、アクセスして、授業設計の基本資料として、必要と思われる行政(環境省、東京都、江戸川区)データをご紹介します。
<この項、了>
STEP1:環境省の学校教育支援を学ぶ
1)新学習指導要領準拠「授業に活かす環境教育」から
ごみの現状を小学校の授業で展開するために参考となる環境省の学校教育支援、指導用のコンテンツ「授業に活かす環境教育」(こちらが公式サイトです。)を参照してみます。
この環境省のコンテンツでは、「学校での環境教育」についての部分は、こちらをご覧ください。
以下にその「環境教育のねらい」の部分を転載します。
<転載、部分>
環境教育のねらいは、持続可能な社会づくりに貢献する人材の育成です。
持続可能な社会は、環境だけでなく、社会的公正や経済など幅広い領域と関係することから「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development=ESD)」ととらえ、多分野の教育を積極的に結びつけて取り組む必要があります。
●平成16年「環境保全の意欲の増進及び環境教育の推進に関する基本的な方針」に掲げられた環境教育の目指す人間像
人間と環境との関わりについての正しい認識に立ち、自らの責任ある行動をもって、持続可能な社会づくりに主体的に参画できる人材を育成することを目指します。
●平成19年「21世紀環境立国戦略」による持続可能な社会の定義
健全で恵み豊かな環境が地球規模から身近な地域まで保全されるとともに、それらを通じて世界各国の人々が幸せを実感できる生活を享受でき、将来世代にも継承することができる社会。
【学校で環境教育に取り組むにあたって】
◆発達への配慮
小学校低学年では、体験や感性が重要であり、学年が上がるに従い、課題発見と解決の実践力、行動を通じた思考・判断能力と、重点となるねらいが変化します。
また、環境教育では、課題を発見し、取り組み、結果をふりかえる一連の過程を経て、さまざまな能力が身につくよう設計することが重要です。
<転載、以上>
そして、さらに
<転載、部分>
学校全体での取り組み
環境教育には、学校全体で取り組むことが不可欠です。各学校の目標、目指す児童・生徒像を踏まえたうえで、全教職員が環境教育にどのように取り組み、実践するかについて共通理解しておく必要があります。また、学年間・教科間での連携を積極的に図ることにより、環境教育の効果はより高められると期待されます。
地域・家庭とのかかわり
特に児童にとっては、地域の身近な問題に目を向けた内容を取り上げ、身近な活動から学習を始めることが有効です。
また、環境保全のための取り組みは、日常生活の中でも意識的に行っていくことが求められています。家庭や地域社会と積極的に連携し、学校で学んだことを家庭や地域社会での生活に生かすことができるよう配慮することが必要です。
【このサイトの使い方】
平成21年度より順次実施される新学習指導要領から、環境教育に関連する主な項目を抽出し、分野別・発達の段階(小学校低・中・高、中学校)別に整理しました。学校全体の目標から、実際の授業計画作成まで、それぞれのステップに合わせてお使いください。
<転載、以上>
としています。
次には、実際にこのサイトでのごみ処理についての小学校での授業の部分を具体的に見て行きましょう。
【学年・教科別ガイド】を観る
<学年別ガイドのトップは以下のようになっています。公式サイトより転載>
ごみと資源の項目での小学校の事例は少なく(赤枠の2事例のみ)、
●授業事例集の1
事例の1は、「日本の文化や伝統を知ろう」というテーマでの3年生の総合学習・道徳・1時間の「ふろしき」を扱った事例です。詳細は、こちらからご覧ください。
●授業事例集の2●
事例の2は、以下の沖縄の小学校の事例です。:
NPO「沖縄リサイクル運動市民の会」作成のプログラム「買い物ゲーム」を総合的な学習の中で実施する例のみです。一応、以下のご紹介しておきます。
四年生の総合学習での「ごみをへらそう」(2時間扱い)の単元例です。沖縄での事例で詳細は、こちらをご覧ください。
(四年の社会科「健康的なくらしをささえる」「ごみの処理や活用」と五年の「環境学習 フードマイレージ」をつなぐ単元として設計)がこちらに紹介されています。
<事例集、以上>
このサイトでは、授業支援のごみ処理に関するデータ収集の方法などが、提供されたり、その入手についての情報掲載はありませんが、関連サイトのリンクは、欄外にあります。以下にそれらの情報サイトをご紹介します。
【環境省の環境学習用コンテンツ】
●ECO学習ライブラリー:公式サイトは、こちら
環境省の「授業に活かす環境教育のパンフレット(教育委員会を通じて平成21年度に配布されたもの)」や文部科学省の指導要領、国立教育政策研究所の「環境教育指導資料(こちら)
ESDに関する研究(国立教育政策研究所教育課程研究センター提供):こちらから。
などが情報提供されていますが、ほとんど、具体的な小学校の授業に役に立つようなものでなく、事例や指導の方向性提示にとどまっています。
●こども環境省:こちらから。
あくまで、環境省の子供向けの宣伝といった内容がほとんどです。
次の章では、実際に本サイトから、アクセスして、授業設計の基本資料として、必要と思われる行政(環境省、東京都、江戸川区)データをご紹介します。
<この項、了>
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3-4年部会研究会、第1実践「ごみのしまつと活用」支援モデル作成 |
その2:「ごみ処理」関連の行政・環境省、江戸川区データの把握<小学校授業支援の視点から> |