【江戸川区のごみ処理施策を読む】【一般家庭への施策<一般廃棄物処理>】◆江戸川区の公式サイト内「ごみ・リサイクル」より◆●基本的な教育ツールとして、ごみ回収に関するパンフレット「ごみの出し方、回収についての解説マニュアル」が一般家庭に配布されています。
こちらから、ご覧いただけます。
●江戸川区のごみ・リサイクルのページが提供するカテゴリーは、以下の通り、15に区分されています。
1)【実際の回収を学ぶ】この上、9つのカテゴリーが実際の回収についての情報です。
その中の上、6つが家庭でのごみ回収の際の、「分別の仕方」や「回収の期日」などの情報です。
下の3つは特別な回収方法「集団回収」や「移動回収」などの情報とネットの貸し出しについてものです。
分別のための分別する品物の名前をあいうえおで検索して、解説する詳細なガイド(
こちらのページ)もありますが、主には、以下の大きな区分になります。
<6つの分別区分>燃やすごみ
燃やさないごみ
古紙
びん
缶
ペットボトル<区分以上>
そして、さらに注意事項として、以下の項目を特に設けています。
<注意項目>●資源となる容器包装プラスチック
容器包装プラスチックの処理工程
資源として回収したプラスチックの中にいろいろなものが混ざっています
資源とするプラスチックQ&A
●古着・古布リサイクル移動回収
●家庭用パソコンの出し方
携帯電話・PHSのリサイクル
二輪車(オートバイ)のリサイクル
●在宅医療廃棄物の出し方について
「水銀を含むごみ」などの出し方にご注意ください
<項目、以上>
これから、わかることは、
「資源とするプラスチック、古着や古布」「リサイクルする家電製品やオートバイ」「注意が必要な医療廃棄物」という点が分別上、重要な点だということです。
2)【3R(?)を学ぶ】上のカテゴリー図の、下の部分の6つのカテゴリーが「3R」についての情報です。
3Rとは何でしょう?江戸川区がごみ出しの際の分別以外特に強調したいご家庭で実践してもらいたい施策がこの中にあるのです。以下にその内容を確認していきましょう。上のカテゴリー図の下の左上にある
「誰でもできる3R活動」が唯一、「3Rとは」に答えてくれそうなので、その部分をクリックすると以下のようなページに行きます。
<誰もができる3R活動>
ほとんど、分別回収のページにあったような情報の中で、
赤枠で囲った、
「3Rハンドブック」「ごみ減量の取り組み」のみが、3Rについて、教えてくれそうな項目です。
<3Rハンドブックのページを開く>
●このページを見て、ようやく、この3Rが「家庭にごみの減量をはたらきかける」活動であることがわかります。
要は、ごみを減らしましょう。そのための「リデュース」「リユース」「リサイクル」ということを推進しようというわけです。
このページにリンクしている何種類かのPDFをダウンロードするとその詳細が見えてきます。それでは、この活動のどの要素が「小学校の社会科授業に展開できる」のでしょうか?以下にその可能性を考えてみましょう。
<お母さんや家族と一緒に>
●家庭でごみを出さない工夫を考える⇒お母さんと一緒に料理の無駄をなくすことに挑戦
●エコバッグを実践して、店のポリ袋利用を減らせる?
●お家で生ごみ(リサイクル)を利用(花壇など花栽培の土づくり)できるように工夫する?
<地域の人たちと一緒に>
●リサイクルバンクやフリーマーケットを利用して、家で不用なものを必要と思う人に譲る、安く買ってもらうことで、物を長く使う、新しいものを買わない工夫へ
●授業設計は、子供たちの発想を活かして、楽しいチャレンジへ。ようやく、江戸川区が目指しているものが見えてきます。◆家庭での3Rの実施状況◆前述の江戸川区のごみ回収アンケート(回収率40%)の中に、実際の3R活動の実施を質問した結果がありました。以下にご紹介します。皆の家では、どうかな?などと活用してみてください。この回収率からは、ごみ問題などへの意識の高い家庭からの回収だと思われます。<アンケート結果、転載、以上>
次の章では、江戸川区だけでなく、小学校独自のチャレンジを考えます。この小学校だからできる何かを創造します。
家庭、地域との連携にさらに学校を加えて、何ができるか?それが、新たな***小学校チャレンジです。<この項、了>