教育の森プロジェクト構想案

平成27年9月1日

1.教育の森プロジェクトの考え方

従来の「学芸の森・基本大綱」を
全学参加、地域参加・共生の推進を目的として、
発展させる


「森=自然環境」という考え方から
人の手による大学という風土(地域性、人の思惟や思い、営みなどが作ったもの)と地域の自然環境が共生して、生まれた森という考え方へ

その森=風土を学ぶことで
学校、生涯教育の支援となる
新たな教育実践プログラムづくりを試みる





2.教育の森づくりの課題と解決の方向性

1)風土(教員養成機関としての学芸大学、東京・小金井という地域)への理解不足という課題

■各教室、講座と連携して、展開可能な学校、生涯教育支援プログラムとしての「大学と地域についての風土学習プログラム(対象:大学生、地域住民)」づくりを進める>国や自治体からの補助金獲得という目的を達成するために学芸大学が新たなアイデンティティ獲得する(新たな検討事項)

2)自然環境、と同時に学校の植栽としての森への理解不足という課題

■従来の環境学習に加え、環境、自然と共生するための実践学習を立案し、実施する(対象:大学生、地域住民)>実践教育としての課題は、農業従事者などが持っている「農業時間=自然と共生していくための実践に必要な生活時間や季節感覚」の獲得>地域住民(地域の農業、植木、園芸関連の従事者、高齢者や附属学校PTAなど)の参加による実践学習プログラムづくり

●環境学習推進部門(学習プログラムづくり)、環境改善推進部門担当(大学内での実践管理と事務方との調整)

3)運営、実施資金と推進する人材の不足という課題

■地域住民やNPOを核とした人材の活用と資金獲得と地域からの参画を目的とした組織「学芸の森・守り人の会」の立ち上げと運営>地域住民(卒業生や大学OBなども含む)が「学芸の森」という環境を愛し、共生するためのプロジェクト、組織づくりが鍵となる>地域NPOが主体となって、参画地域住民をまとめる計画案づくり

●学芸の森推進部門(モデルづくり)、環境地域連携推進部門(実際の組織づくりとNPO管理)、環境評価推進部門(地域広報)


■第一期構想図■
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