【学芸の森環境機構・環境地域連携推進部門
第4回環境機構会議報告と計画案】



1)地域連携調査と調整活動

●各部門、事務方との調整の進捗

*施設部との以前計画した学外ボランティア管理についての現状ヒアリング>9月中を予定していたが、未セッティングで年内に実施する予定
*草刈やキャンパスクリーンデーで使用した用具を含め、学内、及び学外ボランティア使用についての相談と保管管理手法のヒアリング(総務部、学生課他)

*現状の学芸の森に関わる一部の学外ボランティアの現状把握と管理計画の策定>具体的には、「北門脇のバラ園」「若草研究室南側の庭での果樹園試行中のNPO団体」「小金井シニアSOHO」等の現状把握について

●ヒアリング進捗

1)若草研究室南側の庭での果樹園試行中の団体「つながりの杜En」について

現在、任意機構員として参加中の同団体メンバーの小澤氏にヒアリング実施
主要メンバー:6名程度で毎週草刈と同時に地域の親子を対象に楽しむためのイベントなどを実施(例:草を使った染色や木の実や紅葉した葉っぱなどを利用したアクセサリーづくりなど)、環境教育研究センターでもコメ作りを実践しており、その活動と並行して、果樹園づくりを進めている。>是非、学芸の森との活動と連携して、地域住民だけでなく大学生や附属小中学校、幼稚園の生徒、父兄などへも活動を広げたい。学芸の森の守り人の会の準備委員会参加を打診。年内に具体的な準備委員会の枠組みを提案し、実際に学芸の森の実施するセミナーに参加するタイミングで同準備委員会に登録していただく予定。

2)NPO法人「シニアSOHO小金井」について

現在、小金井市の社会教育課の退職年齢層向け生涯教育プログラムの委託を受け実施している団体(40名規模)で、来年度具体的に「学芸の森・守り人の会の準備委員会」または「学芸の森ボランティア」の事務局を請け負ってもらえるように組織づくりを検討していただいている。具体的には若草研究室の事務室、及び施設利用許可を条件に「ボランティア事務局」運営を引き受けてもらえる(当然、学芸の森ボランティア会員への登録や同会員向け講習会への参加もいただく)ように交渉中。

3)北門脇のバラ園ボランティアやNPOこがねい子ども遊パークの方々について

現在、11月中のヒアリング(2016年1月に先方の事情で延期予定)を予定。未調整段階。

4)附属幼稚園のPTAの方々について

附属幼稚園から環境機構会議へ参加している山田教諭にヒアリング実施。基本的に入口植栽は、大学管理区域のため、資材費用負担をしてきた経緯がある。PTAなど花壇づくりの支援はできるが、今後は、学芸の森環境創造地域連携部門で花壇づくりを計画し、実際に作業をPTAなどが手伝うことにすることになる。現在、2016年度の春以降の附属幼稚園入口植栽の設計と管理計画を作成中。基本は、現状の植栽を活かしながら、より明確なコンセプトづくりを行い。幼児教育とそのPTAとの協働による花壇を目指す。(2016年春の植栽実施案を提案後に幼稚園PTAへ参加を依頼する予定)2月の資材購入実現後に交渉を開始予定。

○エリア設計試案づくりについて>エリア設計試案詳細は、[url=]こちら[/url=http://sakuraso.jp/house/modules/educate/index.php/category0125.html]から。


●「学芸の森・守り人の会」準備委員会の進捗

学芸の植栽関連に関わる学芸ボランティアなどを基礎母体として、地域連携推進部門にて、「個人登録」を進め、将来的な地域住民と学内関係者が参加する団体「学芸の森・守り人の会(仮称)」の設立準備を行うために

1)現在、学芸の森と関わっている各個人、団体にヒアリング中。その過程で管理主体となる代表NPOを選定中。最終報告と実施計画、予算案は、次回環境会議を予定しています。

2)実際のメンバー登録については、学内外向けの植栽、園芸セミナーなどへの参加時点での同守り人の会への参加をお願いし、受講者を登録することで行う予定。(各部門で実施する予定のセミナーや植栽管理活動のタイミングで募集を進めていきたい。)
準備委員会事務局は、「若草研究室内の事務室」とし、一部事務関連設備利用を管理主体となるNPOに対して許可していただきたい。現在、その準備段階として、事務室のPCの利用を広報課に打診中です。



●「教育の森」プロジェクトについて

<以下の基本構想プロジェクト図>を参照してください。



本プロジェクトについては、学芸の森・守り人の会を推進していくためにも核となる考え方で、地域住民や自治体など多くの仲間との連携を推進していくために不可欠なものだと思います。

そうした観点から、学芸の森環境機構会議として、理事会や学長、副学長連絡会などに提案していきたいと考えています。具体的に、前回の環境機構会議でお願いしたように本プロジェクト基本構想ビジョンについて、各部門会議での検討、意見提出(本環境機構会議内で討議する機会を設ける)をいただきたいと思います。

このご意見を元に年内に「教育の森プロジェクト」で第一次基本案を作成し、施設課、総務課などとの調整会議を行えればと思います。その上で環境機構会議からの第一次実施案(2016年から3年計画)の作成と理事会への提案(2016年度上期)をしたいと思います。