【「教育の森」推進会議における設立準備計画立案と実施】
第一期立案期間:2015年5月〜12月
●2015年度・活動目標●
1)学内、学外参加によるボランティアの制度整備(地域連携の現状調査と制度試案づくり)>学芸の森環境機構・環境地域連携部門の「教育の森」プロジェクトの試案を設計>第一期(5〜7月)
2)現状での学内外のボランティア参画計画の立案と目標設定>環境機構会議への提案と承認受け(制度として、理事会承認へ)>第二期(8〜12月)
3)具体的なボランティア活動の情報共有と発信システムづくりと試験稼働>2015年12月〜2016年3月(2016年4月稼働を目標)
4)「守り人の会、及び同準備委員会」への展開計画立案>2016年4月
【具体実施案】
1)学内での「学芸の森」に関する学生や教職員と地域ボランティア活動の現状調査
●学内(学生、教諭、職員)、学外(同窓会、地域住民、その他)の学芸の森に関連する活動へのボランティア参加現状調査(ヒアリング調査を予定)
*花壇、植栽の管理活動について:
各学系でのボランティア活動、サークル活動、自主的な各種の植栽管理活動の現状を知る
*学内の各エリアごとに現状での植栽管理の課題を抽出する
●学芸の森の育成、保護、管理活動へのボランティア参加に関する「規程」、「特典」、「意味づけ」の試案(第一期案:2015年11月〜2016年3月までに作成)のための準備>環境地域連携推進部門内で検討し、次年度実施を目指す
*他大学などの同様な植栽管理組織の事例研究と情報収集:一橋植樹会、その他
*学内の関連したサークル活動の情報収集
*各教室や施設単位での植栽管理実態の情報収集>花壇、グリーンカーテン、草刈、雑草・落葉コンポスト、雑木などの処理や放置の現状把握など
●2016年度に向けての学外地域ボランティア活用試案(学外地域ボランティアの活用開始を目的とした第一期案)の立案設計
*登録申請システム(地域NPOなどのボランティアが登録担当する制度)と名簿管理の試案づくり
基本は、既存の機能していない「学芸の森ボランティア制度」の見直しと改訂を推進する
*学芸の森・植栽管理講座の試験開設(地域住民を主体に学内学生や教職員なども対象として設計)
*地域ボランティアの参加と具体的な活動管理と報告手法の設計
*貸与設備利用申請と管理システム設計と利用施設(若草研究室内事務所)の2016年度の試験稼働を目標とする(総務部、学生課、施設課などと協議して推進)
*学芸の森・環境推進会議での各種セミナーへの参加者を母体とした学芸の森ボランティア組織づくりを検討する。
*活動継承に向けて(2019年12月)
結局、その後、学芸の森環境機構でのボランティア組織設計は、地域連携部門での基本設計(規約づくりと概念設計)のみで、3年間進まず、機構廃止により終わり、環境機構会議全体でのそうした提案への検討を実施されないままになりました。
そのために大学関係者と地域ボランティアにより、大学の意向に沿って、大学のインキュベーション事業「Explayground」の中で推進という形式へと変わることになりました。第二期準備計画はこの仕組みの中でのご報告となります。
<この項、了>