まずは、セミナーを実施していくための資料文献とその検討をしていきます。

園芸文化を「花壇づくり=花栽培」だけとしないために生徒がそれぞれ興味を維持できるような各学習ジャンルを予想してみます。その上で、その分野の小中学校で活用可能な資料を事前に用意します。以下のジャンルを予定しています。


学校の先生なら、当然ということでしょうが、我々がセミナーを設計する際には、まず指導要領を熟知しないといけないでしょう。その意味では、


当然、必要な学習指導要領の内容把握ということになるでしょうか。

1)国語(古典、現代文学、漢字)
2)理科(各植物・植物全般)
3)社会(学校エリアの郷土地理や歴史・花の原産地など)
また、新指導要領にもある「総合的な学習の時間」や「コミュニティスクール」への可能性も視野に新指導要領を把握し、研究していく必要があります。


*その他、クラブ活動との連携としては、以下のジャンルの資料・文献にも目を通しておく必要があります。もちろん、実際の学校でのクラブ活動の実態把握や支援についての研究、文献資料も欠かせないでしょう。

4)自然環境(外来植物と自然環境保護)
5)美術・工芸(花の意匠、工芸品)
6)お茶(茶道)
7)お花(生け花)
8)演芸・舞踊(日舞・伝統演芸)

9)地域からの学校学習の支援と参加
10)関連NPOの活動


次の章からは、各ジャンルごとに収集した資料・文献を具体的にご紹介していく予定です。