重要なことは、「全く新しい郷土学習をつくりあげる」のではなく、「以前から行われてきた郷土学習をベースに発展形としての郷土学習をつくる」という考え方です。

なぜなら、(郷土)教育は、継続したものとして先輩たちにどんな郷土教育がなされてきたかをある意味で「その地域で共有するもの」なのです。郷土教育は、その地域に暮らす人々が「共有する風土知」であるべきなのです。

そのためにも、現状の郷土教育を知ることが第一に必要となります。

「どんなテーマで」
「どんな素材(もの、場所、人)を取り上げ」
「どのような知識を提供しているか」


それぞれの学年(主に小学校低学年から高学年での郷土教育でしょう)ごとに社会科の先生に伺う必要があります。
その上で、園芸文化学、歴史・地理的な肉付けを行い、新たなプログラムを設計していきます。

<以下、具体例をご案内していきます。>