【幼稚園入口植栽調査:2015年11月】

●目視調査●


Step1:<現状の入り口周辺の樹木を知る>

<真山教授の「私の植物」マップGエリア(部分)、○囲みは、本サイトで加えました>


この幼稚園への東門から導線は、巨大なケヤキ(19)の足元をドウダンツツジ(36)イロハモミジ(7)が彩る並木道の左手に見て、入口に至ります。
ドウダンツツジはかなり密生しており、その中にイロハモミジが顔を出しているという雰囲気ですが、昼も尚薄暗い並木道です。
イメージは、以下の写真をご覧ください。

<冬編>
●以下の写真は、12月上旬、13時から14時頃の下園にお母さんたちと幼稚園を園児が出てくる時間帯のものです。

【西側に広がる大学側から、ケヤキ並木を歩く(大学中央側と東門側に分かれて歩く)保護者と園児の風景】
ケヤキとイチョウの落葉なかを歩く風景ですが、左側に見える幼稚園は、イロハモミジとイチョウの紅葉が目を引きます。


【東側の東門に向けて、通りの北側のドウダンツツジとイロハモミジ】
上記と同様の時間帯ですが、ドウダンツツジの紅葉は通常ですが、イロハモミジは、紅葉はしているのですが、日照の関係もあるのか、2015年は11月段階では、まだ気温が下がらなかったためか、紅葉に な十分な色づきが見られませんでした。


<準備中>

ドウダンツツジとケヤキはこの並木導線だけですが、イロハモミジは、園内への導線、園内にもあり、この園の象徴的な存在のように見えます。
入口導線には、この他にキンモクセイ(14)、サルスベリ(25)、モモ(61)がそれぞれ2本以上植栽され、季節ごとの表情を加えています。1本ずつの樹木としては、ウメ(8)、オオムラサキ(11、門傍)、イチョウ(6)、アジサイ(4)、アメリカヒイラギ(5)、ザクロ(23)、ツツジ(32、品種は不明)も重要な景色をなしています。


*詳細は、以下の写真をご覧ください。
<冬編>



●幼稚園入口左側からの通りに面した植栽類は、秋冬は、中央にイチョウとイロハモミジの黄色と赤色が印象的です。幾分色づいてきているドウダンツツジの赤味を帯びた中に、アメリカヒイラギの緑の株が同じように円形に剪定されて、一体となっているのが解ります。



●入口右側からも、同様に紅葉したイロハモミジやイチョウ以外の植栽は、刈りこまれて数株の常緑樹が見られる程度で、植栽の足元は、落ち葉のみです。ケヤキ大木の並木のせいで幾分日陰のために花壇が望めないのか、この入口には、花壇は作られていません。冬に開花する花類が可愛らしく、まとめられた花壇は、入口左奥のためか、通りから、望むことはできませんでした。この花壇については、別コーナーでご紹介します。


<花壇エリア概要>

入口植栽、花壇をA〜Dの4エリアに分けて調査

<エリアマップ>


●Aエリア●

最も花壇として、利用され、現在も整備されているエリアです。この冬の時期に開花する品種も何株か、以下のように見られました。




<Aエリアの植栽品種>








西側の元ハーブ園だったというAエリアは、主に冬咲き品種のカランコエ種とシクラメンが多く、その他には、キク、リクリア、プリムラ、ベゴニア種などもあり、秋から春まで咲き続ける品種が多い花壇です。緑は、ヤブランやカワラマツバ(キバナ)、本来のハーブ園からあったローズマリーなどの品種のようです。



Aエリアの東のDエリアとの間には、紫御殿やシャガ、春咲きクリスマスローズなどが多く、春から、夏にかけての開花が予想される花壇です。

●Dエリア●

幼稚園入口への通路花壇として、波型の塀とともに利用され、現在も整備されているエリアです。この冬の時期は、緑一色のようですが、チューリップなどもあるようで、冬は、葉だけの花壇が春から秋まで、連続的に開花していくようです。




<この項、作成中>
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