【2015年度:倶楽部活動計画案の反省と評価】<基本活動のための準備についての反省と評価(2015年度)>1)新入部員募集について
新入部員獲得についての大学の基本的なシステム理解不足から、準備が不十分だった。教員側の視点からのサークル部員募集活動の域を出ない、ポスター掲示やチラシ配布という内容に限定された低調なものに終わった。先輩による勧誘ができない現状での実施>
●反省・評価と今後の解決策●
新入生の活動プログラムの把握不足と既存サークルの勧誘活動の現状把握ができていなかった点が反省される。
今後の解決策>年間を通じての部員募集となるだろう、学内で理解され、評価されるサークル活動を推進する計画づくりと実践2)活動日と活動場所の設定(週一回、部活動教室の確保)
●反省・評価と今後の解決策●
サークル指導教員の前田准教授の努力で、基本的な提起活動場所確保ができたのは良かった。反面、こうした環境での活動に限られ、部員の発案などによる積極的な広範囲な活動喚起が実践できなかった。花器などの備品も大学側から借りて、利用する習慣がついて、自らの部費負担という課題が十分に検討されなかった。>今後は、活動場所の拡大(作品展示など)や部の活動計画立案が重要となる3)園芸アドバイザー、生け花アドバイザーの定期活動参加交渉
●反省・評価と今後の解決策●
生け花講師の蜂谷講師と園芸アドバイザーの高坂講師のボランティア参加が実現。基本的には「蜂谷講師の学内の花による生け花活動」を採用して、基本活動として、展開できた。反省点としては、従来からの生け花アドバイザーを中心とした活動を求める部員募集を基本としたため、その素材となる花の育成などの園芸活動への展開が十分にできなかった。4)地域住民、附属学校生徒の参加などの促進策づくり
●反省・評価と今後の解決策●
実際には、部員による基本的な活動計画で手いっぱいで、住民参加などの準備が十分にできなかった。ただ、公開講座との連携で、そうした需要の存在や可能性は把握できた。次期以降は積極的に計画していきたい。
今期中に附属中学校、附属幼稚園への交渉ができ、在校、在園生とPTAへの参加募集が可能となったので、学内の花による生け花などの部活動を含めた基本方針が定まるのに合わせて、共催した生け花の公開講座の参加者なども含め、地域住民や附属学校関係者とも交渉と実施を検討したい<基本サークル活動についての反省と評価(2015年度)>
1)昨年来実施してきた大学構内の草花を活用した生け花活動>学内植生調査と連携して、生け花、茶花として利用したい品種の育成計画と年間での生け花実施について
第一期(4月〜6月)は、春開花期の大学内の茶花、生け花用切り花散策と採集実施
●反省・評価と今後の解決策●
活動日の前半の時間での短時間の散策による資材収集のため、限界があり、多くの品種の採集ができなかった。
<今後の実施手法の検討>
*真山教授からの学内植生調査資料の収集と学芸の森機構会議の各部門活動で得た資料、調査結果から、基本資料を作成。各調査が連動しておらず、実際の樹木以外の草花の情報は少ないのが実態。
解決策としては、上記の資料を含め、華道、茶道や植生関連の文献を元に、年間を通じての学内散策調査を実施して、正確な季節の生け花などへの利用可能な資材の植生マップづくりを進めていきたい。2015年第一期:講義棟前花壇づくり実験について
4月〜5月に実施したが、そのまま、学生課の管理実施で終わり。成果を見出すことができなかった。2016年度には、幼稚園入口などの花壇づくりなどと連動させて、推進していきたい。
◆2015年度実施した活動の報告◆<プランター設置と育成活動>数種類の品種のポット苗(品種は学生課に一任)を購入し、プランターに植え、花壇づくりを行う。実際には、学生課や女子ラクロス部員など他の倶楽部部員の協力を得て実施。地域の花屋からの種や苗提供の実施はしなかった。
花壇づくり参画は、部員の意欲や活動としての準備不足から、今期は進めなかった。学内花壇づくりも学生課の活動を展開するまでの計画にならず、外部との連携による学内花壇づくりは、中止した。桜草については、講師の育成している鉢のサンプル見学を実施。詳細結果報告は、倶楽部活動内で以下の頁にて実施。
報告内容は、こちらをご覧ください。
●反省・評価と今後の解決策●
*部員自体には、生け花と関連の無い「プランターによる花壇」への関心が低く、自分たちが参加したものでもなく、花への知識として以上の関心が湧かなかった。学生課の活動として、理解した程度
*桜草、プリムラ種についてもそうした園芸趣味があることへの理解はできても、特に進んで活動に取り込みたいという興味は無く、講師の趣味として理解される程度の理解に留まった。
*学内花壇づくりは、本来の学生による活動として、理解されず、大学側(総務、施設課職員などによる活動が基本)のものとしての理解が定着しており、その魅力や活動への興味が喚起されるような機会が全くなかったと思われる。>実際には、学芸の森での以前の活動には記録されているが、その継続が当該生徒の卒業や教員の継続的な実施意欲が低く、伝統的に継続、継承されてこなかった。
*今後の解決策としては、基本の生け花活動の連携による「園芸」の展開と新たな「園芸活動」を主体とした部員獲得と活動の設計が必要2)茶花、生け花のための花壇づくりと新入生への生け花、お茶体験機会づくり>茶道部、華道部と連携して、相談の上、茶花や生け花として利用したい品種の育成計画と実施について[/size]
◆実施した活動の報告◆1)4月よりの若草研究室で実際に「生け花体験」をするための準備(公開講座で利用した花器などの再準備)<講師:蜂谷文子>
毎週水曜に若草研究室にて、体験イベント(活動日前半の時間で学内散策をし、生け花資材を採集し、生け花を実施する)を実施し、その後、池坊や大学公開講座と連携して、生け花展を実施。
●反省・評価と今後の解決策●
*生け花体験は、「学内の花を活用しての生け花」として、年間を通じて実践できたが、展示については、特定の展示会のみでの実施となり、毎回の生け花成果は飾る場所を選定し、実践するには至らなかった。また、茶花は、茶道部講師との連携ができず、実現できなかった。
*茶道部講師(崎谷氏)との交渉や具体的な連携の場づくりができず、茶花の育成は展開できなかったので、次期以降に準備し、展開したい若草研究室での活動の報告は、
こちら◆本サイトの茶花研究のカテゴリーは、
こちらから。◆本サイトの生け花研究のカテゴリーは、
こちらから。
4)「花と果実を愛で、味わう会」づくりと運営計画設計(対象:学内外)[/size]>学内に生育している果樹を基本として、植木業者、花屋、NPOなどと連携して、果樹品種の育成計画と実施に合わせて、イベントを設計する
第一期試案として
春開花期の「日本庭園」の木瓜、クサボケとクサボケ酒、秋に結実する果実の観賞と果実酒のテイスティング会を開催する(対象:環境会議メンバー、小金井市関連部門職員と地域住民<附属学校PTAや同窓生など>)
さらに、小金井の盆栽業者(候補:山中樹楽苑<日本盆栽協同組合東京支部会員>)に木瓜の盆栽を貸し出してもらい、展示、観賞する●反省・評価と今後の解決策●
*基本的に学外連携が準備できず、計画立案と一部に提案したのみで未実施に終わる。来期以降に再設計し、実施予定。<この項、了>