【学内の花による生け花連続講義】

初回より、継続してきた「学内の花による生け花」の展開も春から、夏に突入してきました。蜂谷講師による同様の学内の花による生け花という「公開講座」の開催も並行して進められ、内容もほとんど同じものとなっています。6-7月は、「アジサイ」を核にした展開がほとんどとなっており、現状の植栽管理下での学内散策の限界も見えてきました。

1)夏前(7月中)基本の方向性

●蜂谷講師の「学内の花による生け花」の継続とその基本的な成果体験としての園芸華道部部員作品の池坊・生け花展への出品

●公開講座と同様に進行させ、学内での花散策と生け花利用体験の現状での限界を把握。その過程で、幾つかの課題を見つけていく

*課題1
用具管理について:
部所有でなく、蜂谷講師の好意による「公開講座」使用の花器の利用(借用)や生け花部活動で求められる備品を全て、大学より借用しているという現状の解決を検討する

*課題2
成果物としての「生け花」の利用方法について:
蜂谷講師の「持ち帰り、その後自宅などで生けて、利用する」という既存の生け花教室の方針を理解させる。その過程で自分の居住する空間での「生け花」(花を飾る)を考えさせ、生け花という部活動と自分の生活の接点を考える

*課題3
生け花の成果としての「生け花展への出品」という既存の生け花教室の成果体験を通じて、一定の「生け花」の理解を進める。その上での自らの目標づくりへと展開できるように指導を進める

夏休み前に、蜂谷講師が進めてきた「学内の花による生け花活動」の一定の体験と成果を部員で共有し、「本来、園芸華道部として、蜂谷講師の設計による生け花指導と基本活動」第一段階を終える。>基本はこの通年による繰り返しを部活動の基本形とするかどうかを蜂谷講師と相談の上、検討していく


<この項 了>
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