【1-7:保健体育選修】

●参考資料:平成27年度改訂文部科学省、小学校指導要領「生きる力」は、こちらをご覧ください。第9節「体育」は、81Pからになります。

●この項目では、特に上記指導要領での「」に着目してみます。以下に指導要領のその部分を転載します。

<転載、部分>

第9節 体 育

第1 目標

心と体を一体としてとらえ、適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる。

第2 各学年の目標及び内容

〔第1学年及び第2学年〕

1 目 標

(1) 簡単なきまりや活動を工夫して各種の運動を楽しくできるようにするとともに、その基本的な動きを身に付け、体力を養う。
(2) だれとでも仲よくし、健康・安全に留意して意欲的に運動をする態度を育てる。

2 内 容

A 体つくり運動

(1) 次の運動を行い、体を動かす楽しさや心地よさを味わうとともに、体の基本的な動きができるようにする。

ア 体ほぐしの運動では、心と体の変化に気付いたり、体の調子を整え
たり、みんなでかかわり合ったりするための手軽な運動や律動的な運
動をすること。
イ 多様な動きをつくる運動遊びでは、体のバランスをとったり移動を
したりするとともに、用具の操作などをすること。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 体つくりのための簡単な運動の行い方を工夫できるようにする。

B 器械・器具を使っての運動遊び

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。

ア 固定施設を使った運動遊びでは、登り下りや懸垂移行、渡り歩きや
跳び下りをすること。
イ マットを使った運動遊びでは、いろいろな方向への転がり、手で支
えての体の保持や回転をすること。
ウ 鉄棒を使った運動遊びでは、支持しての上がり下り、ぶら下がりや
易しい回転をすること。
エ 跳び箱を使った運動遊びでは、跳び乗りや跳び下り、手を着いての
またぎ乗りや跳び乗りをすること。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 器械・器具を用いた簡単な遊び方を工夫できるようにする。

C 走・跳の運動遊び

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。

ア 走の運動遊びでは、いろいろな方向に走ったり、低い障害物を走り
越えたりすること。
イ 跳の運動遊びでは、前方や上方に跳んだり、連続して跳んだりする
こと。
(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、勝敗を受け入れたり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。
(3) 走ったり跳んだりする簡単な遊び方を工夫できるようにする。

D 水遊び

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。
ア 水に慣れる遊びでは、水につかったり移動したりすること。
イ 浮く・もぐる遊びでは、水に浮いたりもぐったり、水中で息を吐い
たりすること。

(2) 運動に進んで取り組み、仲よく運動をしたり、水遊びの心得を守って安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 水中での簡単な遊び方を工夫できるようにする。

E ゲーム

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。
ア ボールゲームでは、簡単なボール操作やボールを持たないときの動
きによって、的に当てるゲームや攻めと守りのあるゲームをすること。
イ 鬼遊びでは、一定の区域で、逃げる、追いかける、陣地を取り合う
などをすること。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、勝敗を受け入れたり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 簡単な規則を工夫したり、攻め方を決めたりすることができるようにする。

F 表現リズム遊び

(1) 次の運動を楽しく行い、題材になりきったりリズムに乗ったりして踊ることができるようにする。
ア 表現遊びでは、身近な題材の特徴をとらえ全身で踊ること。
イ リズム遊びでは、軽快なリズムに乗って踊ること。

(2) 運動に進んで取り組み、だれとでも仲よく踊ったり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 簡単な踊り方を工夫できるようにする。

3 内容の取扱い

(1) 内容の「A体つくり運動」については、2学年にわたって指導するものとする。

(2) 内容の「F表現リズム遊び」の(1)のイについては、簡単なフォークダンスを含めて指導することができる。

(3) 地域や学校の実態に応じて歌や運動を伴う伝承遊び及び自然の中での運動遊びを加えて指導することができる。

(4) 各領域の各内容については、運動と健康がかかわっていることの具体的な考えがもてるよう指導すること。

〔第3学年及び第4学年〕

1 目 標

(1) 活動を工夫して各種の運動を楽しくできるようにするとともに,その基本的な動きや技能を身に付け、体力を養う。

(2) 協力、公正などの態度を育てるとともに、健康・安全に留意し、最後まで努力して運動をする態度を育てる。

(3) 健康な生活及び体の発育・発達について理解できるようにし、身近な生活において健康で安全な生活を営む資質や能力を育てる。

2 内 容

A 体つくり運動

(1) 次の運動を行い、体を動かす楽しさや心地よさを味わうとともに、体の基本的な動きができるようにする。
ア 体ほぐしの運動では、心と体の変化に気付いたり、体の調子を整え
たり、みんなでかかわり合ったりするための手軽な運動や律動的な運
動をすること。
イ 多様な動きをつくる運動では、体のバランスや移動、用具の操作な
どとともに、それらを組み合わせること。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、場や用具の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 体つくりのための運動の行い方を工夫できるようにする。

B 器械運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技ができるようにする。
ア マット運動では、基本的な回転技や倒立技をすること。
イ 鉄棒運動では、基本的な上がり技や支持回転技、下り技をすること。
ウ 跳び箱運動では、基本的な支持跳び越し技をすること。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、場や器械・器具の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題をもち、技ができるようにするための活動を工夫できるようにする。

C 走・跳の運動

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。
ア かけっこ・リレーでは、調子よく走ること。
イ 小型ハードル走では、小型ハードルを調子よく走り越えること。
ウ 幅跳びでは、短い助走から踏み切って跳ぶこと。
エ 高跳びでは、短い助走から踏み切って跳ぶこと。

(2) 運動に進んで取り組み、きまりを守り仲よく運動をしたり、勝敗を受け入れたり、場や用具の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題をもち、動きを身に付けるための活動や競争の仕方を工夫できるようにする。

D 浮く・泳ぐ運動

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。
ア 浮く運動では、いろいろな浮き方やけ伸びをすること。
イ 泳ぐ運動では、補助具を使ってのキックやストローク、呼吸をしな
がらの初歩的な泳ぎをすること。

(2) 運動に進んで取り組み、仲よく運動をしたり、浮く・泳ぐ運動の心得を守って安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題をもち、動きを身に付けるための活動を工夫できるようにする。

E ゲーム

(1) 次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。
ア ゴール型ゲームでは、基本的なボール操作やボールを持たないとき
の動きによって、易しいゲームをすること。
イ ネット型ゲームでは、ラリーを続けたり、ボールをつないだりして易しいゲームをすること。
ウ ベースボール型ゲームでは、蹴る、打つ、捕る、投げるなどの動き
けによって、易しいゲームをすること。

(2) 運動に進んで取り組み、規則を守り仲よく運動をしたり、勝敗を受け入れたり、場や用具の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 規則を工夫したり、ゲームの型に応じた簡単な作戦を立てたりすることができるようにする。

F 表現運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、表したい感じを表現したりリズムの特徴をとらえたりして踊ることができるようにする。
ア 表現では、身近な生活などの題材からその主な特徴をとらえ、対比
する動きを組み合わせたり繰り返したりして踊ること。
イ リズムダンスでは、軽快なリズムに乗って全身で踊ること。

(2) 運動に進んで取り組み、だれとでも仲よく練習や発表をしたり、場の安全に気を付けたりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題を見付け、練習や発表の仕方を工夫できるようにする。

G 保 健

(1) 健康の大切さを認識するとともに、健康によい生活について理解できるようにする。
ア 心や体の調子がよいなどの健康の状態は、主体の要因や周囲の環境
の要因がかかわっていること。
イ 毎日を健康に過ごすには、食事、運動、休養及び睡眠の調和のとれ
た生活を続けること、また、体の清潔を保つことなどが必要であるこ
と。
ウ 毎日を健康に過ごすには、明るさの調節、換気などの生活環境を整
えることなどが必要であること。

(2) 体の発育・発達について理解できるようにする。
ア 体は、年齢に伴って変化すること。また、体の発育・発達には、個
人差があること。
イ 体は、思春期になると次第に大人の体に近づき、体つきが変わった
り、初経、精通などが起こったりすること。また、異性への関心が芽
生えること。
ウ 体をよりよく発育・発達させるには、調和のとれた食事、適切な運
動、休養及び睡眠が必要であること。

3 内容の取扱い

(1) 内容の「A体つくり運動」については、2学年にわたって指導するものとする。

(2) 内容の「F表現運動」の(1)については、地域や学校の実態に応じてフォークダンスを加えて指導することができる。

(3) 内容の「G保健」については、(1)を第3学年、(2)を第4学年で指導するものとする。

(4) 内容の「G保健」の(1)については、学校でも、健康診断や学校給食など様々な活動が行われていることについて触れるものとする。

(5) 内容の「G保健」の(2)については、自分と他の人では発育・発達などに違いがあることに気付き、それらを肯定的に受け止めることが大切であることについて触れるものとする。

〔第5学年及び第6学年〕

1 目 標

(1) 活動を工夫して各種の運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにするとともに、その特性に応じた基本的な技能を身に付け、体力を高める。

(2) 協力、公正などの態度を育てるとともに、健康・安全に留意し、自己の最善を尽くして運動をする態度を育てる。

(3) 心の健康、けがの防止及び病気の予防について理解できるようにし、健康で安全な生活を営む資質や能力を育てる。

2 内 容

A 体つくり運動

(1) 次の運動を行い、体を動かす楽しさや心地よさを味わうとともに、体力を高めることができるようにする。
ア 体ほぐしの運動では、心と体の関係に気付いたり、体の調子を整え
たり、仲間と交流したりするための手軽な運動や律動的な運動をする
こと。
イ 体力を高める運動では、ねらいに応じて、体の柔らかさ及び巧みな
動きを高めるための運動、力強い動き及び動きを持続する能力を高め
るための運動をすること。

(2) 運動に進んで取り組み、助け合って運動をしたり、場や用具の安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) 自己の体の状態や体力に応じて、運動の行い方を工夫できるようにする。

B 器械運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技ができるようにする。
ア マット運動では、基本的な回転技や倒立技を安定して行うとともに、その発展技を行ったり、それらを繰り返したり組み合わせたりすること。
イ 鉄棒運動では、基本的な上がり技や支持回転技、下り技を安定して
行うとともに、その発展技を行ったり、それらを繰り返したり組み合
わせたりすること。
ウ 跳び箱運動では、基本的な支持跳び越し技を安定して行うとともに、その発展技を行うこと。

(2) 運動に進んで取り組み、約束を守り助け合って運動をしたり、場や器械・器具の安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題の解決の仕方や技の組み合わせ方を工夫できるようにする。

C 陸上運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技能を身に付けることができるようにする。
ア 短距離走・リレーでは、一定の距離を全力で走ること。
イ ハードル走では、ハードルをリズミカルに走り越えること。
ウ 走り幅跳びでは、リズミカルな助走から踏み切って跳ぶこと。
エ 走り高跳びでは、リズミカルな助走から踏み切って跳ぶこと。

(2) 運動に進んで取り組み、約束を守り助け合って運動をしたり、場や用具の安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題の解決の仕方、競争や記録への挑戦の仕方を工夫できるようにする。

D 水 泳

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技能を身に付けることができるようにする。
ア クロールでは、続けて長く泳ぐこと。
イ 平泳ぎでは、続けて長く泳ぐこと。

(2) 運動に進んで取り組み、助け合って水泳をしたり、水泳の心得を守って安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) 自己の能力に適した課題の解決の仕方や記録への挑戦の仕方を工夫できるようにする。

E ボール運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、その技能を身に付けることができるようにする。
ア ゴール型では、簡易化されたゲームで、ボール操作やボールを受け
るための動きによって、攻防をすること。
イ ネット型では、簡易化されたゲームで、チームの連係による攻撃や
守備によって、攻防をすること。
ウ ベースボール型では、簡易化されたゲームで、ボールを打ち返す攻
撃や隊形をとった守備によって、攻防をすること。

(2) 運動に進んで取り組み、ルールを守り助け合って運動をしたり、場や用具の安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) ルールを工夫したり、自分のチームの特徴に応じた作戦を立てたりすることができるようにする。

F 表現運動

(1) 次の運動の楽しさや喜びに触れ、表したい感じを表現したり踊りの特徴をとらえたりして踊ることができるようにする。
ア 表現では、いろいろな題材から表したいイメージをとらえ、即興的
な表現や簡単なひとまとまりの表現で踊ること。
イ フォークダンスでは、踊り方の特徴をとらえ、音楽に合わせて簡単
なステップや動きで踊ること。

(2) 運動に進んで取り組み、互いのよさを認め合い助け合って練習や発表をしたり、場の安全に気を配ったりすることができるようにする。

(3) 自分やグループの課題の解決に向けて、練習や発表の仕方を工夫できるようにする。

G 保 健

(1) 心の発達及び不安、悩みへの対処について理解できるようにする。
ア 心は、いろいろな生活経験を通して、年齢に伴って発達すること。
イ 心と体は、相互に影響し合うこと。
ウ 不安や悩みへの対処には、大人や友達に相談する、仲間と遊ぶ、運
動をするなどいろいろな方法があること。
(2) けがの防止について理解するとともに、けがなどの簡単な手当ができるようにする。
ア 交通事故や身の回りの生活の危険が原因となって起こるけがの防止
には、周囲の危険に気付くこと、的確な判断の下に安全に行動するこ
と、環境を安全に整えることが必要であること。
イ けがの簡単な手当は、速やかに行う必要があること。

(3) 病気の予防について理解できるようにする。
ア 病気は、病原体、体の抵抗力、生活行動、環境がかかわり合って起
こること。
イ 病原体が主な要因となって起こる病気の予防には、病原体が体に入
るのを防ぐことや病原体に対する体の抵抗力を高めることが必要であ
ること。
ウ 生活習慣病など生活行動が主な要因となって起こる病気の予防に
は、栄養の偏りのない食事をとること、口腔の衛生を保つことなど、
望ましい生活習慣を身に付ける必要があること。
エ 喫煙、飲酒、薬物乱用などの行為は、健康を損なう原因となること。
オ 地域では、保健にかかわる様々な活動が行われていること。

3 内容の取扱い

(1) 内容の「A体つくり運動」については、2学年にわたって指導するものとする。また、(1)のイについては、体の柔らかさ及び巧みな動きを高めることに重点を置いて指導するものとする。

(2) 内容の「D水泳」の(1)については、水中からのスタートを指導するものとする。また、学校の実態に応じて背泳ぎを加えて指導することができる。

(3) 内容の「Eボール運動」の(1)については、アはバスケットボール及びサッカーを、イはソフトバレーボールを、ウはソフトボールを主として取り扱うものとするが、これらに替えてそれぞれの型に応じたハンドボールなどのその他のボール運動を指導することもできるものとする。なお、学校の実態に応じてウは取り扱わないことができる。

(4) 内容の「F表現運動」の(1)については、地域や学校の実態に応じてリズムダンスを加えて指導することができる。

(5) 内容の「G保健」については、(1)及び(2)を第5学年、(3)を第6学年で指導するものとする。

(6) 内容の「A体つくり運動」の(1)のアと「G保健」の(1)のウについては、相互の関連を図って指導するものとする。

(7) 内容の「G保健」の(3)のエの薬物については、有機溶剤の心身への影響を中心に取り扱うものとする。また、覚せい剤等についても触れるものとする。

第3 指導計画の作成と内容の取扱い

1 指導計画の作成に当たっては、次の事項に配慮するものとする。

(1) 地域や学校の実態を考慮するとともに、個々の児童の運動経験や技能の程度などに応じた指導や児童自らが運動の課題の解決を目指す活動を行えるよう工夫すること。

(2) 一部の領域の指導に偏ることのないよう授業時数を配当すること。

(3) 第2の第3学年及び第4学年の内容の「G保健」に配当する授業時数は、2学年間で8単位時間程度。また、第2の第5学年及び第6学年の内容の「G保健」に配当する授業時数は、2学年間で16単位時間程度とすること。

(4) 第2の第3学年及び第4学年の内容の「G保健」並びに第5学年及び第6学年の内容の「G保健」(以下「保健」という。)については、効果的な学習が行われるよう適切な時期に,ある程度まとまった時間を配当すること。

(5) 第1章総則の第1の2に示す道徳教育の目標に基づき、道徳科などとの関連を考慮しながら、第3章特別の教科道徳の第2に示す内容について、体育科の特質に応じて適切な指導をすること。

2 第2の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。

(1) 「A体つくり運動」の(1)のアについては、各学年の各領域においてもその趣旨を生かした指導ができること。
(2) 「D水遊び」、「D浮く・泳ぐ運動」及び「D水泳」の指導については、適切な水泳場の確保が困難な場合にはこれらを取り扱わないことができるが、これらの心得については、必ず取り上げること。

(3) 集合、整頓、列の増減などの行動の仕方を身に付け、能率的で安全な集団としての行動ができるようにするための指導については、「A体つくり運動」をはじめとして、各学年の各領域(保健を除く。)において適切に行うこと。

(4) 自然とのかかわりの深い雪遊び、氷上遊び、スキー、スケート、水辺活動などの指導については、地域や学校の実態に応じて積極的に行うことに留意すること。

(5) 保健の内容のうち食事、運動、休養及び睡眠については、食育の観点も踏まえつつ健康的な生活習慣の形成に結び付くよう配慮するとともに、保健を除く第3学年以上の各領域及び学校給食に関する指導においても関連した指導を行うよう配慮すること。

(6) 保健の指導に当たっては、知識を活用する学習活動を取り入れるなどの指導方法の工夫を行うこと。

<転載、以上>
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