本コンテンツでは、大学との直接交渉やプロジェクト開始前に大学自体で推進してきた植栽計画、構内の実際の植栽現状などをWeb上で情報収集、取材してみます。
1)相模女子大学の公式サイトから情報を収集する公式サイトは、
こちらから、ご覧いただけます。植栽などの情報については、特にキャンパスライフにおける施設紹介という形で情報提供されています。
◆豊かな自然環境として
「並木道」の画像などを紹介しています。
こちらから。◆さらに、
ビオトープを紹介しています。
こちらからご覧ください。この中で、実際にビオトープを創るきっかけとなった周年プロジェクトを以下のように説明しています。
<公式サイトより、転載>
110周年記念事業ビオトープ庭園プロジェクト
その1>学園に学びの仲間が集うビオトープ庭園をつくろう2.000坪(東京ドーム約4倍)のキャンパスを持つ相模女子大学は、ここ相模原市でも緑豊かな場所の一つです。この豊かな自然環境を持つキャンパスでの学びをより良いものにするために、また、学園に学びの仲間が集う場所となるように、現在ある「マーガレット庭園」をいかした「ビオトープ化計画」をすすめます。
目的幼稚部から大学(子ども教育学科)までの総合学園での学びの場になる。
相模女子大学内の自然豊かな環境を生かし、より大切にしていくことができる。
園児・児童・生徒・学生のアイディアや人力を集めてのビオトープづくりから、自分たちの手で作り上げる学びの場となる。
子ども教育学科をはじめとする本学の学生が、学生・生徒・児童・園児のつながりをリードしていく機会・場となっていく。
「百年桜」同様に、地域の方が学園に足を踏み入れやすくなるきっかけになる。
場所「マーガレットホール」庭園
展開現在でも多くの生き物たちが集まってきているマーガレットホールの池周辺。緑の多い学園内でも、非常に素敵な場所です。
残念なのは「小川」がないことです。川の流れがあることで、生態系にも大きな好影響が考えられます。ぜひ「小川」作りを実現させ、地域の生き物がますます集まる「相模女子大学」にしていきます。それによって各学部の教育にも幅を広げ、「学びの仲間が集う」素晴らしい庭園になるのではないでしょうか。
そこで「学園連携委員会」では、
『「つながり合う」知性の創造と教育の実現を環境教育から』を合い言葉に、3年間「ビオトープ庭園」づくりの計画をすすめてきました。そして今年度、正式に準備を進めることになりました。
まず「ビオトープ庭園」づくりの第一歩として、各部の先生方を集めた「ビオトープ庭園プロジェクトチーム」を立ち上げ、その中で今後の計画を本格的に作成しています。
また、
本学子ども教育学科の学生に、計画・企画の段階から関わってもらい、中高等部の有志生徒のリーダーとしても力を発揮してもらいたいと考えています。その集まりの中で、「ビオトープ庭園の名称」や「植栽選定」、実際の作成に向けての計画立案などを考えていきます。
ビオトープづくりは、長い時間をかけて生き物を呼び戻す取り組みでもあります。このビオトープづくりに学生に手を引かれながら参加した園児が、本学の大学まで進学し、そしてまた、大学生となってもビオトープ作りに関わっていくような長い時間の学びとなることも目指しています。同時に、私学である私たち教職員も、長い時間をかけてビオトープ庭園を通した子ども達の学びの創造を、学園全体で行っていきたいと思います。
広報相模原市内にはビオトープを持つ学校・学園はわずかです。
私たちの考える「ビオトープづくり」は業者任せではなく、園児・児童・生徒・学生のアイディアと、一人ひとりの力を集めてのビオトープづくりを大切に考えています。
ビオトープでの学習の様子なども積極的にHP等で広報し、取材(新聞社やテレビなど)にも応じていきたいと考えています。また、地域の方に向けての広報にも力を入れ、多くの方に足を運んで頂きたいと考えています。
参考「ビオトープって何?」
ビオトープは、ドイツで生まれた言葉。「BIO(ビオ)」が生きもの、「TOP(トープ)」が場所の意味で、「地域の野生の生き物が暮らす場所」という意味です。
2)活動報告7月末頃から、池の中の島でカルガモが5個の卵を抱いていましたが、8月18日(土)の朝、池や川を2羽のコガモが親ガモと連れ立って泳ぐ姿が発見されました。その後、池の島に戻り、親ガモは餌を取りに行くのか飛び立ちましたが、残された子ガモ達は周囲に危険を察知すると、蓮の茂みに隠れるところも見られました。島の巣にはまだ1個の卵がありますが、どうなるか気になるところです。
「ビオトープ庭園」完成 おいわいの会開催>こちらから12月2日(木)ビオトープ庭園において、「ビオトープ庭園」完成おいわいの会を開催しました。
プロジェクトに関わった園児、児童、生徒、学生の思いが、現実のものとなりました。
今後は植樹や魚の放流等の計画を進めつつ、来年早々には、近隣の方々にビオトープを開放し、春には様々な花の観賞を、さらに1〜2年後には蛍の鑑賞ができるよう、数年計画でプロジェクトを進めていく予定です。
5月から会議を重ねてきたビオトープ庭園プロジェクトの実現化に向けて、工事が開始されました。プロジェクトに関わった学生、生徒たちの思いを現実のものとするために、10月中の完成を目指し、着々と工事が進んでおります。学生、生徒、児童、園児の新たな憩いの場となるよう、今から完成が楽しみです。
第5回ビオトープ庭園プロジェクト会議第5回ビオトーププロジェクト会議を7月8日(木)16:00より開催しました。
ビオトープ庭園となる実際の現場に足を運び、設計図作りを行いました。
いよいよビオトープ庭園プロジェクトも架橋に入ってきました。
第4回ビオトープ庭園プロジェクト会議第4回ビオトープ庭園プロジェクト会議を6月24日(木)マーガレット本館で開催しました。
前回の相模原市立博物館学芸員(生物担当)の秋山幸也氏の「ビオトープ作成上の注意点」の講演をもとに、ビオトープ庭園への要望を出し合い、話し合いました。
実際の現場を見ながら、「もう少し川幅を広げたい。」「暗すぎるところは、枝の剪定が必要だと思う。」「観察用の橋や机はこの位置が良い。」といった具体的な案を話し合いました。
第3回ビオトープ庭園プロジェクト会議第3回ビオトープ庭園プロジェクト会議を6月10日(木)マーガレット本館で開催しました。
相模原市立博物館学芸員(生物担当)の秋山幸也氏を講師に招き、「ビオトープ作成上の注意点」を中心に講演を行いました。
参加者14名(大学生5名、高校生4名、中学生5名)は、「ビオトープを通して、幼稚部から大学までがつながる活動を目指しています。」「自然に触れ合えるビオトープをつくりたい。」と秋山氏に今までの活動を報告しました。
講演の最後は教室を飛び出し、実際の現場での説明となり、「ビオトープは完成がスタートです。応援しています。」と語られ、今後の参考になる心強く有意義な貴重な時間となりました。
第2回ビオトープ庭園プロジェクト会議第2回ビオトープ庭園プロジェクト会議を5月27日(木)マーガレット本館で開催しました。
「ビオトープ庭園設計図」への要望収集を行い、付箋を使って本学のビオトープへのイメージを書き出しました。
川や植栽、生き物、観察道等について、イラストや説明も含めた形で書き出すことができ、学生たちのイメージも少しずつ具体化しています。
町田市立忠生公園自然観察センターへの視察によってイメージが作れたことが良かったようです。
ビオトープ視察報告5月15日(土)町田市立忠生公園自然観察センターへビオトープの視察を実施しました。
規模は、本学の目指すものよりも大きいものの、実際のビオトープを目の前に、学部の枠を超えて一緒になって川岸から水中をのぞき込んで夢を膨らませました。
「こんな川の流れが丁度いいね。」「この橋は観察にいいね。」とイメージを膨らませることができる大変有意義な時間となりました。
第1回ビオトープ庭園プロジェクト会議第1回ビオトープ庭園プロジェクト会議を5月6日(木)マーガレット本館で開催しました。
この豊かな自然環境をもつキャンパスでの学びをより良いものにするために、また、学園の学びの仲間が集う場所となるように、現在ある「マーガレット庭園」をいかした「ビオトープ化計画」をすすめています。
また、ビオトープづくりは、長い時間をかけて生き物を呼び戻す取り組みでもあります。このビオトープづくりに学生に手を引かれながら参加した園児や児童が、本学の大学まで進学し、大学生になってもビオトープづくりに関わっていくような長い時間の学びとなることを目指しています。
今後は、「7月末の設計図完成」を目標にプロジェクトチームは活動をすすめます。
3)今後の予定<日時>
12月2日(木)12:10〜13:00
<内容>
「ビオトープ庭園」完成 おいわいの会(学内者のみ)
ビオトープ庭園が完成したのを記念して式典を行います。
<転載、以上>
ホームページでは、これ以上の情報収集はできませんでした。このビオトープについては、実際の計画推移や現状を取材してみたいと思います。
<この項目、了>