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【地域での華道、茶道普及への課題を知り、解決への方向性を探る】

実際に地域の華道、茶道の教育に携わる方々は、どんな課題に直面しているのでしょう。それらの課題を抽出し、解決への道筋を摸索し、その上で本プロジェクトがその解決策に貢献できることが、より有機的な連携を実現してくれるのではないでしょうか。このコンテンツでは、そうした企画を立案し、解決策への入り口を見つけていきます。


◆地域での華道、茶道文化育成の課題から、解決するための立案へ◆


1)なかなか参加する人数が増えない→地域での趣味・文化セミナー活動として、他のセミナーと比較して、活性化させるのが難しい

*学校での倶楽部活動の低迷によって、若年層の参加がなく、家族で楽しめる、家で楽しめる趣味となりずらい。
>プロジェクトA:「学校生活を楽しくさせる」「家族で楽しめる」茶道部、華道部づくりプロジェクトへ

*他の趣味と比較して、近隣の参加者がすくなく、実生活、コミュニティにおける需要の少ない点。ある意味、習得したものを発表する機会も少ない。
>プロジェクトB:地域の華道、茶道経験者、講師などが一同に会し、我が町の「もてなす力」拡大を目的に相談する機会となるイベント「我が町の“もてなし連中”会議」の創出


2)セミナーや教室を開催する上での課題が多い。

*花材や道具の入手が困難。(価格、品種、量など)
>プロジェクトC:「茶道向け」茶菓子・茶花サポーターづくり(我が町ならではの楽しさと知恵の普及へ<植木業者協力>)、「華道向け」季節の地元の切り花サポーターづくり(我が町ならではの生け花用切り花供給体制づくりへ<花卉、植木業者協力>)

*地域の教室への参加者が増えない。増えても教室として利用しやすい施設や補助してくれる人材や組織、団体が少ない。
>プロジェクトD:神社、寺、美術館、庭園、公園などの施設運営、管理者に対して、地域サポーター参加依頼をする。無料茶道、華道教室実施協力をしてくれた施設の集客に協力する。「茶道、華道を核としたもてなし力による人集め」を提案。


◆それぞれの課題について、次項目以降で上記のそれぞえの具体的な解決具体案と本プロジェクトとの連携企画を設計、紹介していきます。
◆第一弾は、学校への「郷土教育としての園芸文化推進」プロジェクトのモデル地域とした「東京都・小金井市」での設計、立案です。


<この項、了>
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茶道、華道関係者との連携を考える