【荒廃した学芸大学牡丹園との出会いー】2015年、学芸の森環境機構への参加をきっかけとして、目にした同機構の活動拠点の一つ「若草研究室」の前庭について、学ぼうとその歴史を知る活動で出会ったのが、牡丹園です。
雑草の生い茂るこの施設の前庭は、日当たりの良い嘗ては様々な花々が生い茂った庭園だったことを伺えるものでしたが、その時の状態は、以下のようでした。これでもある程度雑草を刈り取った後です。○若草ガーデン○
この庭の手前の方に見えている枯れ枝のような株が実は、嘗ての牡丹園(元学長の意向で育てたものを別な場所から移植したもののようです)だとその後知りました。
以下の牡丹園の嘗ての様子は、2014年4月に「雲が流れる如く」というブログにkurakichiさんが掲載された当時の牡丹園の様子です。記事は、こちらからご覧いただけます。
既に雑草が生い茂り、牡丹がその中に埋もれて咲いている状態でした。この方もこのボタン園の将来を心配されていました。○2014年当時の荒れた春の牡丹園○
このボタン園の出会いがこの前庭の時間的な変遷を理解する中で雑草やこの地域の植生、さらには、人為的な植栽活動の発見と再生をしていく活動をしていきたいという思いに繋がりました。
もちろん、一人でするのではなく、この過程を学芸大学の学内の人々や地域の住民の方々と共有していくことがその大命題でもあります。
<この項、了>