遊郭の桜

江戸時代、桜の名所は数多くありましたが、新吉原の仲の町の桜もその一つに数えられていました。
桜が植えられるようになったのは、どうも江戸中期のことのようですが、諸説あるようです。毎年三月の紋日、雛祭りに合わせて、仲の町にある程度の大きさになった桜をかなりの数、大八車に積んで運びこみ、植え、花が散ると取り去ってしまうというなんとも遊郭ならではの桜名所だったようです。
このカテゴリーでは、その桜の名所の変遷を研究します。

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