正門並木道のコンセプト設計
大学にとっての最も外部からの訪問者に利用される正門並木道。また、同時に学芸大学の並木道は、南側に隣接する地域住民との共有する植栽でもあります。
地域共生を指向する教育機関にとって、正に地域との連携のモデルともなるべき、エリア、植栽管理が問われます。本カテゴリーはそうしたこのエリアのコンセプトづくりのためのものです。
サブカテゴリー
- 小金井・貫井・坂上の地勢と風土を学ぶ
- 大学のある「貫井北町四丁目」は、嘗ては「坂上」と呼ばれた地域でした。正面並木は、連雀通りに面して、その反対側は、貫井北町五丁目で、坂下(貫井村)へと向かう地勢です。その土地と風土を知るためのカテゴリーです。
- 植栽の変遷史を知る(地域史・大学史を背景に、植栽と人の思いを学ぶ)
- 学芸大学は、元陸軍技術研究所跡地に設立されています。そのためこの土地自体は、地域住民から国が接収したという歴史を持っています。地域との連携を考える場合、忘れてはならない歴史的な事実でしょう。さらにその後のこの地域(貫井北町四丁目)の変遷の一翼も担ってきたのです。こうした大学史やこの地域風土の歴史的背景や地域との連携も入口としての並木には欠かせない課題です。本カテゴリーでは、そうした課題を元にコンセプトづくりのための周辺の地域史、植栽史、その歴史風土的な背景を整理し、学んでいきます。