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<Wikipediaより、転載>

キンポウゲ科(学名:Ranunculaceae)は、双子葉植物キンポウゲ目に属する科である。ウマノアシガタ科(ウマノアシガタはキンポウゲの別名、普通は前者を標準和名とする)の名も用いられる。多くは草本またはつる性。

花は両性花で、花被としてがくと花弁を両方持つもののほか、花弁が退化し、がくが花弁状になったものもある。雄蕊は多数、雌蕊も複数ある、いわゆる多心皮である。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。これは花の構造としては原始的なものであると考えられている。

虫媒花で、美しいため観賞用に栽培されるものも多い。キンポウゲ、トリカブト、クレマチス、アネモネなどの種類がある。アルカロイドを含み有毒植物が多いが、一部は漢方薬、医薬品としても用いられる。約60属、2500種が知られている。


<おもな属>
■トリカブト属 Aconitum
トリカブト、ツクバトリカブト、タンナトリカブト、ホソバトリカブト、レイジンソウ、ハナカズラなど

■ルイヨウショウマ属 Actaea
ルイヨウショウマ

■フクジュソウ属 Adonis
フクジュソウ(福寿草)など

■イチリンソウ属 Anemone
イチリンソウ、ニリンソウ、アネモネ、シュウメイギク、ハクサンイチゲ、アズマイチゲなど

■レンゲショウマ属 Anemonopsis
レンゲショウマ

■オダマキ属 Aquilegia
ヤマオダマキ、ミヤマオダマキなど

■バイカモ属 Batrachium
バイカモ

■キタダケソウ属(ヒダカソウ属) Callianthemum
キタダケソウなど

■リュウキンカ属 Caltha
エゾノリュウキンカ、リュウキンカ

■サラシナショウマ属 Cimicifuga
サラシナショウマなど

■センニンソウ属 Clematis
センニンソウ、カザグルマ、クレマチス、テッセン、ハンショウヅル、クサボタンなど

■チドリソウ(ヒエンソウ)属Consolida

■オウレン属 Coptis
ミツバオウレン、オウレン、バイカオウレンなど

■オオヒエンソウ(デルフィニウム)属Delphinium

■セツブンソウ属 Eranthis
セツブンソウなど

■シラネアオイ属 Glaucidium
シラネアオイ(日本特産で1種のみ。シラネアオイ科として分ける場合が多い。)

■ヒメキンポウゲ属 Halerpestes

■クリスマスローズ属 Helleborus
クリスマスローズ

■ミスミソウ属 Hepatica
ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウ(これらの通称:雪割草)

■シロカネソウ属 Isopyrum
ツルシロカネソウ、アズマシロカネソウ

■クロタネソウ属 Nigella
ニゲラ

■オキナグサ属 Pulsatilla
オキナグサ、ツクモグサ

■キンポウゲ属 Ranunculus
ウマノアシガタ、キツネノボタン、タガラシ、ミヤマキンポウゲ、ラナンキュラス、リュウキュウヒキノカサ

■セツブンソウ属 Shibateranthis
セツブンソウ

■カラマツソウ属 Thalictrum
カラマツソウ、アキカラマツ、シキンカラマツなど

■モミジカラマツ属 Trautvetteria
モミジカラマツ

■キンバイソウ属 Trollius
キンバイソウ、シナノキンバイなど

<転載、以上>
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「キンポウゲ科」研究