<Wikipediaより、転載>

コロラドビャクシン(学名:Juniperus scopulorum)は、ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹である。北アメリカ西部に分布。山地の森林内および岩石地に生育している。葉は鱗片状で小型、緑色ないし灰色がかった青色をしており枝に密着している。英名は Rocky mountain juniper だが、別に Colorado red cedar、river juniper、Rocky mountain red cedar などとも呼ばれる。イトスギ (cypress) に似ているので、この種が多く自生しているアメリカワシントン州の1島はサイプレス島と呼ばれている。

【栽培品種】

公園樹や街路樹、庭木として植えられている場合が多い。高い鑑賞性をもつが根が粗いため移植性に劣る。寒さに強いが、側枝が長く直上〜斜上するため、雪による枝割れを起こしやすいので枝を紐で縛るなど積雪地域では冬囲いが必要になる。また、肥料不足では発色や枯れ込みが起こるなど肥培管理に注意しなければならない。
代表的な栽培品種として以下のものがある。

Juniperus scopulorum コロラドビャクシン

'Blue Angel' ブルーエンジェル
'Blue Arrow' ブルーアロー
'Blue Heaven' ブルーヘブン
'Moonglow' ムーングロウ
'Pathfinder' パスファインダー
'Skyrocket' スカイロケット
'Snow Flurries' スノウフラーリーズ
'Tolleson's Weeping Blue' トルソンズウィーピングブルー
'Wichita Blue' ウィチタブルー
'Winter Blue' ウィンターブルー

栽培品種としては 'Skyrocket' スカイロケットが最もよく知られている。

<転載、以上>