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<Wikipediaより、転載>

ガマズミ属(ガマズミぞく、Viburnum)はスイカズラ科(APG植物分類体系ではレンプクソウ科)の属のひとつ。多くは、落葉性または常緑の木本で、世界の亜熱帯から温帯にかけ150種ほどが分布する。日本には15種ほど自生する。

【特徴】

葉は単葉(3裂するものもある)で対生。茎頂または葉腋に散房または円錐花序をつくる。花は普通径2〜3mmの小さいものであるが、ヤブデマリのように花序の周囲部が無性の装飾花になる(見かけはアジサイに似る)ものもあり、すべて装飾花になった栽培品種にオオデマリがある。果実は核果で赤、黒などに熟す。
オオデマリ、サンゴジュなど多数の種が花や実を観賞するため、また庭木として栽培される。花には芳香があるものもある。実は食用になるものもあり(しかし弱い毒性をもつものもある)、ガマズミは果実酒の材料にされる。

【代表的な種】

アメリカカンボク Viburnum trilobum Marsh.
オオカメノキ Viburnum furcatum Blume ex Maxim.
オオシマガマズミ Viburnum tashiroi Nakai
ヤブデマリ Viburnum plicatum Thunb. var. tomentosum (Thunb. ex Murray) Miq.
オオデマリ Viburnum plicatum Thunb. f. plicatum
オトコヨウゾメ Viburnum phlebotrichum Sieb. et Zucc.
カンボク Viburnum opulus L. var. calvescens (Rehd.) Hara
ガマズミ Viburnum dilatatum Thunb. ex Murray
コバノガマズミ Viburnum erosum Thunb. ex Murray var. punctatum Franch. et Savat.
ゴマギ Viburnum sieboldii Miq.
サンゴジュ Viburnum odoratissimum Ker-Gawler var. awabuki (K.Koch) Zabel
セイヨウカンボク Viburnum opulus L. var. opulus
チョウジガマズミ Viburnum carlesii Hemsl. var. bitchuense (Makino) Nakai
ハクサンボク Viburnum japonicum (Thunb. ex Murray) Sprengel
ヒロハガマズミ Viburnum koreanum Nakai
ミヤマガマズミ Viburnum wrightii Miq.
ヤマシグレ Viburnum urceolatum Sieb. et Zucc.

<転載、以上>
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ガマズミ属(Viburnum)