<Wikipediaより、転載>

ミツバツチグリ(三葉土栗、学名: Potentilla freyniana )はバラ科キジムシロ属の多年草。

【特徴】

茎の高さは15-30cmになる。葉は3枚の小葉からなり、小葉の形は長楕円形-卵形で縁には鋸歯があり、葉柄の基部には托葉がつく。花期は4-5月で、花茎に黄色で径10-15mmの花を10数個つける。萼片は5枚で披針形、花弁も5枚で倒卵形になる。果実は痩果となり、褐色がかった白色となる。根茎が太く塊状になる。花後、地上に走出枝を出して伸びる。

【分布と生育環境】

日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは、朝鮮、中国(北部・東北)、ウスリー、アムールに分布し、日当たりのよい丘陵地、草原などにふつうにみられる。

【近縁種】

エチゴキジムシロ (Potentilla togasii) 本州北部の日本海側に分布し、小葉は5枚。
キジムシロ (Potentilla fragarioides var. major) 北海道-九州に分布し、小葉は5-7枚。
イワキンバイ (Potentilla dickinsii) 北海道-九州に分布し、山地の岩上に自生、小葉は3-5枚。
ツルキンバイ (Potentilla yokusaiana) 本州(関東以西)-九州に分布し、長い匐枝を出す、小葉は3枚、まれに5枚。
ミヤマキンバイ (Potentilla matsumurae) 北海道、本州北部に分布し、高山の岩礫地に自生、小葉は3枚。

<転載、以上>
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ミツバツチグリ(Potentilla freyniana)