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<Wikipediaより、転載>

清新町(せいしんちょう)は、東京都江戸川区南部にある町名。現行行政地名は清新町一丁目および清新町二丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は〒134-0087。

【地域】

荒川と中川との合流点の東岸にある。町の全域が埋め立て地で、面積は0.9575平方km、区内で23番目に大きな町である[1]。町域の北および東は西葛西、南は新左近川を挟んで臨海町、西は荒川および中川を挟んで江東区と隣接する。
清新町は区内で23番目に人口が多い町であり、5634世帯、1万3989人(2011年1月)が在住している。町内には都市基盤整備公団の住宅団地を初めとした高層住宅が建ち並び、遠目から見てもひときわ目を引く。しかし学校や公園などが整備されており、人口密度は区内48町中20位で、東葛西とほぼ同じである。海抜ゼロメートル地帯に隣接するが、盛り土によって水面上に作られているため、水没のおそれはないとされ、水害に対する「地域防災拠点」に指定されている。

【地価】

住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、清新町2-7-18の地点で32万7000円/m2となっている。

【歴史】

清新町の町域は戦後まで「葛西海岸堤防」の外の浅瀬だったが、1972年(昭和47年)に葛西沖開発事業が始まった。埋め立てが完了したのは10年後の1982年(昭和57年)で、翌年に葛西クリーンタウンの入居が始まった。
江戸川区陸上競技場がオープンしたのは1984年(昭和59年)で、それから20年後の2004年(平成16年)に清砂大橋が完成した。2000年代に、IT技術者を中心としたインド人が居住を始め、商業施設「パトリア」には現地の食材等を取り扱う店舗が出来た。
2011年の東日本大震災では、液状化現象が発生した。事前の予測では「液状化の発生が少ない地域」とされていたが、14棟の住宅に被害が出て、なかには大規模半壊などの深刻な被害もあった。車道や歩道についても、約2キロメートルに渡って被害が出た。

【交通】

公共交通

清新町の町域内に鉄道駅は存在しない。清新町地域住民の利用する主な鉄道駅は隣接する西葛西に所在する東京メトロ東西線の西葛西駅である。 また清新町から都営バスでJR東日本の京葉線葛西臨海公園駅、直通便の本数は少ないが都営地下鉄新宿線船堀駅を利用できる。

道路・橋梁

東京都道308号千住小松川葛西沖線(船堀街道)
放射16号線
首都高中央環状線 清新町出入口

清砂大橋
蜆橋
つばさ橋
新左近橋

施設

<公共機関>

清新町コミュニティ会館
清新町コミュニティ図書館
清新町健康サポートセンター
江戸川南税務署

<教育>

江戸川区立清新第一小学校
江戸川区立清新第二小学校
江戸川区立清新第三小学校
江戸川区立清新第一中学校
江戸川区立清新第二中学校
東京福祉専門学校

<スポーツ>

江戸川区陸上競技場

<公園>

さざなみ公園
わかくさ公園
やまびこ公園
かもめ公園

<商業施設>
パトリア

<企業>

清新町には141の事業所があり、1325人が働いている。大型のオフィスビルは存在しないためか、事業所数は48町中37位、従業者数は33位でビジネス街としては小規模である。業種は運輸業(25%)、卸売業・小売業(13%)、医療福祉(11%)、サービス業(他)と情報通信業(9%)が多いようである。ただし従業員は卸売業・小売業、教育、医療福祉、公務が7割を占めており、その他の業種の事業所当たりの従業員数はどれも、業種ごとの区内平均を下回っている。

<転載、以上>
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