<「季節の花300」より、転載>

品種名の「hirta」は、短い剛毛のあるという意味。
属名の「Tricyrtis」(トリキルティス)は、ギリシャ語の「treis(三)+ kyrtos(曲)」が語源。
三枚の「外花被」というところの基部が曲がっていることから。

●開花時期:8/25 〜 11/15頃。

●特徴
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名に。
葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい。
・「杜鵑」とも書く。鳥のホトトギスの方は、「不如帰」。

●同属の品種
以下のようないろいろな品種がある。

ふつうに見かける「台湾(たいわん)杜鵑」や花の黄色い、「玉川(たまがわ)杜鵑草」「黄花(きばな)の杜鵑草」「黄花(きばな)の突抜(つきぬき)杜鵑草」「高隈(たかくま)杜鵑草」やその他、
「山杜鵑草」「山路の杜鵑草」など。

・9月12日の誕生花(杜鵑草)
・花言葉は「秘めた意志」(杜鵑草)

<転載、以上>

◆画像◆


<2014年10月11日、東京都小金井市で自家栽培中>
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ホトトギス(Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook)
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