<Wikipediaより、転載>
イボタノキ属(学名:Ligustrum、英: Privet)は、ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、オーストラリアが原産の植物の属。常緑樹、半常緑樹、落葉樹の種があり、低木である。40-50の種が知られている。モクセイ科 (Oleaceae) に属する。中国、ヒマラヤ、日本、台湾には多くの種が分布する。
ヨーロッパでprivetといえば、元々は半常緑樹の低木Ligustrum vulgareであった。生垣として使われることが多く、privetの名称もプライベート (private) から来ている。近年では日本原産で常緑樹であるLigustrum ovalifolium(オオバイボタ、Japanese privet)が使われることが多い。
【主な種】
Ligustrum amamianum 中国
L. angustum 中国
L. chenaultii 中国(雲南)
L. compactum ヒマラヤ・南西中国
L. confusum ヒマラヤ・カーシ丘陵
L. delavayanum 中国南西部・ミャンマー
L. expansum 中国
L. gracile 中国
L. henryi 中国中央部
L. hisauchii (オカイボタ) 日本
L. ibota (サイコクイボタ) 日本
L. indicum ヒマラヤ・インドシナ
L. japonicum (ネズミモチ) 日本・朝鮮半島
L. leucanthum 中国
L. lianum 中国
L. liukiuense 台湾
L. longitubum 中国
L. lucidum (トウネズミモチ) 中国・日本・朝鮮半島
L. massalongianum ヒマラヤ
L. microcarpum (en) 台湾; L. sinenseに入れることが多い
L. morrisonense 台湾
L. obovatilimbum (en) 中国
L. obtusifolium (syn L. amurense; イボタノキ) 東アジア
L. ovalifolium (オオバイボタ・en) (Japanese privet) 日本
L. pedunculare 中国
L. pricei (en) 台湾
L. punctifolium
L. quihoui 中国
L. retusum 中国
L. robustum (苦丁茶としても飲まれる。世界の侵略的外来種ワースト100) 中国
L. sempervirens 中国西部
L. sinense (en) (Chinese privet) 中国・台湾
L. strongylophyllum 中国中央部
L. tamakii (トゲイボタ・維管束植物レッドデータブック (環境省))
<日本>
L. tenuipes 中国
L. tschonoskii (ミヤマイボタ) 日本
L. vulgare (en) (European privet) ヨーロッパ・北西アフリカ・南西アジア
L. xingrenense 中国
L. yunguiense 中国
<転載、以上>