【山菜としての利用について】

<山菜料理>

一般的にこのヤマウコギの特徴ともいえるアクが気になる場合は、塩を入れた熱湯で茹でたあと水にさらすとアクは弱まります。

おひたしや和え物(ゴマ、クルミ)、汁の実等。生のまま薄くころもをつけて、 てんぷらにしてもおいしい植物です。


【うこぎ飯】

うこぎ飯(水洗いしたうこぎを細かく刻み塩をします。しんなりしたら水洗いし、 よく水気を切ってもう一度軽く塩をふります。 炊き立てのご飯に混ぜますと、香りのよい「うこぎ飯」となります。 塩茹でしたものを使う場合は、混ぜるときに塩加減を調整してください。)


<保存の仕方>

一般的に山菜の「旬」は、ごく短く、野菜等にくらべ日もちがよくなく、このヤマウコギも例外ではないようです。山菜本来の味が損なわれないうち(採取してから数日以内)に、召し上がっていただくか、下処理して冷蔵・冷凍保存する必要があります。

【短期の保存の仕方】

洗わないで穴を数個開けたポリ袋にいれるか、新聞紙に包んで冷蔵庫に2〜3日なら保存できます。

【長期の保存の仕方】

堅めにゆでで冷水にさらし、小分けにしてできるだけ水気をとってから保存袋に入れ(空気を抜く)、可能な限り短い時間で冷凍する。(そうした機能のある冷蔵庫なら最適です)
戻すときは室温で自然解凍し、調理してください。

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