<Wikipediaより、転載>

ツノハシバミ(角榛、学名:Corylus sieboldiana)はカバノキ科の落葉低木。別名、ナガハシバミ。
近縁種のハシバミ (Corylus heterophylla var. thunbergii) とともに日本に自生するハシバミ属の仲間のひとつである。食用ナッツのヘーゼルナッツが実るセイヨウハシバミ (Corylus avellana) はヨーロッパ原産の本種の近縁種である。英語名:Asian Beaked Hazel

【特徴】

幹は直立し高さ4-5m、径約15cmになる。樹皮は灰褐色で滑らかだが皮目が目立つ。若枝は灰緑色。花期は3-4月頃で葉の展開に先立って花が開き、雌雄同株、雌雄異花。雄花はカバノキ科の他の仲間と同様に尾状花序を開花時に下垂する。雄花序の冬芽はハシバミのように枝先につかずに枝の途中につく。雌花は数個の花が頭状に集まり、芽鱗に包まれたまま開花して赤い柱頭が目立つ。

葉は互生し、葉柄は0.5-1cm、葉身は卵型または倒卵型で長さ5-11cm・幅3-7cm、基部は円形で先端は尖り、縁は欠刻のある細かい二重鋸歯がある。葉面は表が淡緑色で裏が緑色、時として赤紫色の斑ができる。葉脈が葉の裏面に盛り上がる。葉柄や葉脈上に斜上毛が生える。

果実は、9月から10月に熟し、1-4個が集まって付く。果実は堅果で長さ1-1.5cmの円錐形。果実を包む筒状の総苞は緑色で外面に刺毛を密生し、くちばし状に長く伸びた独特の形であることからツノハシバミの和名がついた。

【分布と生育環境】

日本の北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島に分布する。四国と九州は少なく、伊豆半島には分布しない。温帯山地の日当りのよい林縁に生育する。

【用途】

堅果は黄褐色に熟したら食用になる。果実を採取し、刺毛に気をつけながら総苞を剥いて堅果を取り出し、堅果の殻から取り出したナッツを食用にする。脂肪に富み美味で、渋みがなく生でも食べられるが炒ると香ばしくなる。そのままでも食べられるが、茶碗蒸しや煮物、すり潰して和え物や菓子などの原料にも用いられる。

◆画像◆
<雄花の序>


<果実と葉>


<転載、以上>
プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:17 平均点:4.12
カテゴリートップ
ツノハシバミ(Corylus sieboldiana)