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<Wikipediaより、転載>

カキノキ科(カキノキか、学名: Ebenaceae)は、双子葉植物の科。すべて木本で、2属500種ほどが知られている。大部分がカキノキ属。

学名は、1891年にオットー・クンツェによりカキノキ科として発表されたエベヌス属 (Ebenus) にちなむが、この属名は1753年にリンネによりマメ科の植物に命名されていたため、採用されていない。このため、本来なら名称は Diospyraceae となるはずだが[2]、混乱を防ぐために一般的なこの名称が現在も使われている(保存名)。

【形態・生態】

大部分が常緑樹で、温帯産の落葉樹カキノキ(柿)などは例外的である。
花は雌雄別で、放射相称、がくと花弁はそれぞれ合着し、3〜7裂する。子房上位。がくは花後も残り(柿のへた)、果実は多くが液果。種子は大きく胚乳が多い。

【分布】

熱帯・亜熱帯を中心に分布する。

【人間との関わり】

カキノキのほか、熱帯で果樹として利用されるものが数種ある。また、材は堅いので材木として利用されるものが多く、特にコクタン(黒檀)が有名である。

【下位分類】

カキノキ属 Diospyros - カキノキ、マメガキ、コクタン
Euclea
Lissocarpa
Tetraclis

<転載、以上>
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「カキノキ科」研究