第一回会議【2015年度の部門計画の方向性について】

<参加者>
環境会議構成員:前田機構長、教諭<渡邊雅之(芸術・スポーツ学系)・富山正人(附属小学校教諭)>、施設部<高瀬>、任意機構員<南道子教授、高坂、関田附属小学校副校長>

1)【部門会議開催の経緯説明】

●前田機構長より:
前年度、未開催だった部門会議の本年度開催の積極的な推進と実行計画立案と推進役としての各部門の重要性と会議開催への経緯を説明

2)【学習推進部門の考え方について】

●前田機構長より:従来、外部からの学芸の森機構の推進に必要な知識学習のための有識者招聘による講演や学内外に向けての植栽などのセミナー実施から、より実効的な植栽維持管理活動などと連携した学習の必要性についての説明>
本年度は、「草刈り」活動を推進する目的での立案の必要性の説明<予算削減と現状の説明>
補足として、南教授から総合教育の家庭科棟周辺の植栽課題の説明とそれに対する対策検討を学系長や学務部長、学長に依頼している現状の説明がありました。

*現状の清掃スタッフや学生サークルの活用などの試案の提起がなされたが、実際にはまだ、未定という報告
*学生や外部の活用には、草刈り用の設備の貸し出しの仕組みや準備が必要なので検討を進めるように指示があったとの話
*キャンパスデー(外部からの視察、見学)までには整備したいとの意向表明

施設部:高瀬さんより、現状の施設部予算の「緑化整備費用」の危険樹木や台風、積雪対策などへの充当のために草刈りに十分な予算が裂けない現状が報告されました。

3)【草刈り推進に向けた環境学習プログラムの立案について】

●自由討議

*サークル活用は、現状、サークル活動予算が少ないサークルも多く、良いアイデアではないか。ただ、どのように草を刈るかなどの方法や指導が必要。(富山教諭)

*学系ごとに学内エリアを区分して、担当草刈りエリアを設定するなどにより、その学系学部部門ごとに環境整備の責任範囲が明確になる。そうすると結果に対する周囲の目もあり、キャンパスクリーンデーなどでの参加が増えるのではないか。こうした計画を環境機構で提案してはどうか。(南教授)

*実際に各学系の建物などの蔦にその学部の教諭や生徒も無関心で、エアコンの不良などもこうした蔦が原因ということに気づかず、自らの手で蔦を取ることをしないで、施設部にエアコンの不良のみを連絡するということもあったと聞く。もっと自分の学系の施設周辺の整備を教師が生徒に指導する体制が必要だと思う。(渡邊教授)

*附属小学校などでは、毎年一斉草取りの期日を決め、生徒、先生、保護者が参加して、実施しているが、附属小学校の校庭などが精いっぱいの範囲で大学構内には目を向けられる状態ではない。(関附属小学校副校長)

*理科の教育実践の授業の一部として、大学で草取りを行いことは可能背はどうか?(富山教諭)>困難との指摘

*本年度の部門活動計画として、将来的に「各学系棟の周辺の植栽整備=草取りをそれぞれの学系の教諭と学生が行う」ことを推進するためには、今回出席いただいて、課題の多いとされる「家庭科棟周辺での実施モデル」を設計、試験実施し、環境の森機構で共有するとともにその課題と効果を全学に通達、発表することで次年度以降に各学系での実施を制度化していく試みが必要。(高坂任意機構員)>非常に具体的で効果が期待できそう。(渡邊教授)>実際にモデル実施案の基本案作成を高坂任意機構員にお願いして、次回以降の部門会議でその基本案を検討、修正して、環境の森機構会議に提案したいがどうか?(前田機構長)>基本的に参加者の賛同を得て、次回会議までの高坂任意機構員が南教授と相談して、基本案を作成し、次回会議で討議することに決定>会議後に南教授、渡辺教授、前田機構長と高坂任意機構員で家庭科棟の現状を見に行くことになる。

次回部門会議開催予定:7月2日 15:00〜