【施設部の2004年資料からの樹木一覧と追加された2007年の60周年記念植樹情報】

●施設部では、一定サイズ以上の樹木について、資産として概要把握が必要とのことで作成されている資料があります。その2004年のマップと樹種一覧(樹種名とサイズ表記)から、S棟周辺のこの時期の概要を以下にご紹介します。1985年の調査からの植栽の変化をご確認ください。
◆この調査の記載樹木サイズは、目通り1.2m、直径10cm以上の樹木です。


<注>「目通り」とは、樹木のサイズを測る際に人間の目の高さ(通常地上から1.2m)の樹木の太さ(普通は幹回りですが、この調査では、直径としているようです)を計測しています。但し、幹が1本の樹木でなく、「株立ち」(根元から複数の幹が生えている樹形のものを指します)の樹種の場合、幹の太さに関して幹が数本ありますので、地上より1.2mの数本ある幹まわりの合計の70%を目通りのサイズとしています。この調査の場合、「株立ち」の樹種は、どのように計測しているかは不明です。

その後のより詳細な管理は、学芸の森の記録資料(次の項目にも一部掲載)により、把握していきたいと考えています。

<2004年樹木マップ(手書きは、2007年60周年記念植樹の情報)>


◆樹種一覧◆太字は、1985年の調査と比較して、新たに植樹されたと思われる樹種です。1985年の樹種にあって、本リストにない樹木は、本調査の確認樹木のサイズ規定もあり、記載されていない可能性もあることから、特に表示しませんでした

1/2/3/4/5/チョウセンマツ、6/イヌツゲ(伐採)、7/キンモクセイ、
8/9/モッコク、10/キンモクセイ、11/タギョウショウ、12/ハナズオウ、
13/ツバキ、14/15/ヒマラヤスギ、16/サルスベリ、17/サンゴジュ、18/ヒマラヤスギ、
19/マテバシイ、20/ベニカナメモチ、21/カナメモチ、22/ベニカナメモチ
23/モッコク、24/ミツバツツジ、25/ミツバツツジ(欠損)、26/ナツツバキ(欠損)、
27/ミツバツツジ(欠損)、28/29/ミツバツツジ、30/31/32/ナツツバキ

33/34/カクレミノ、35/サルスベリ、36/ベニカナメモチ、37/カナメモチ、
38/ベニカナメモチ、39/サルスベリ


●追加された樹種は、「チョウセンマツ」(南東エリア)や「ベニカナメモチ」(西側)「カクレミノ」(北西角)の3種程度で、「ミツバツツジ」や「ナツツバキ」は、以前の調査では、単に「ツバキ」「ツツジ」と表記されていた可能性もあり、追加されているのかは不明です。基本的には樹種は減っていると考えた方が正確なようです。

◆本サイトの樹木研究の「チョウセンマツ、チョウセンゴヨウ」カテゴリーは、こちら
*同 「ベニカナメモチ」のカテゴリーは、こちら
*同 「カクレミノ」のカテゴリーは、


●更に60周年記念植樹とその植樹番号とは幾分異なりますが、植樹された5種類の樹木の手書きの書き込み(2007年に植樹、2008年にも追加植樹)が以下の通りです。この詳細は、次項目以降の2005年以降の学芸の森の活動報告も参考にして、確認していきたいと思います。

29)ゴンズイ:S棟南(東)
30)ニシキギ:S棟南(東)
25)シモツケ:S棟南(西)
26)ホオベニエニシダ:S棟南(西)
27)ヒトツバタゴ:S棟南
28)樹種不明

31)コウヤマキ<60周年植樹リストには無し>


◆本サイトの樹木研究での「ニシキギ」のカテゴリーは、
*同 「シモツケ」のカテゴリーは、
*同 「ホオベニエニシダ」のカテゴリーは、
*同 「ヒトツバタゴ」のカテゴリーは、

さらに2008年に追加植樹された以下の2種は、記載されていないので、この記載自体が2007年段階のようです。

<2008年S棟南エリア植樹>
43)ナギ:S棟南東角
44)モモイロユキヤナギ:S棟南


この地図では植樹場所は、特定できませんでした。

◆本サイトの樹木研究での「ナギ」のカテゴリーは、
*同 「モモイロユキヤナギ」のカテゴリーは、

<以上>