<Wikipediaより、転載>
マキ科(マキか、学名:Podocarpaceae)は、球果植物の科。種名としての「マキ」はないので代表種イヌマキの名からイヌマキ科ということもある。
南半球を中心に分布する常緑性針葉樹18-19属、170-200種からなる。このうちマキ属 Podocarpus が100種以上を占める。オーストララシア(ニューカレドニア、ニュージーランド、タスマニア)で特に多様化し、その他東南アジア、南米やアフリカに広がる。北は華南・日本・メキシコまで分布し、日本にはマキ属のイヌマキとナギの2種が自生する。葉は一般に細長いが、ナギのようにかなり幅広いものもある。
Parasitaxus usta は葉緑素を持たない唯一の針葉樹で、同じ科の Falcatifolium taxoides に寄生するとも、あるいは腐生植物であるともいわれる。
Phyllocladus 属は独立のフィロクラドゥス科 Phyllocladaceae とすることもあるが、遺伝学的にはマキ科に含めるのが適切とされている。
【属】
Acmopyle
Afrocarpus
Dacrycarpus
Dacrydium
Falcatifolium
Halocarpus
Lagarostrobos
Lepidothamnus
Manoao
Microcachrys
Microstrobos
Nageia ナギ属 - ナギ
Parasitaxus
Phyllocladus エダハマキ属 - エダハマキ
Podocarpus マキ属 - イヌマキ、ラカンマキ
Prumnopitys
Retrophyllum
Saxegothaea
Sundacarpus
<転載、以上>