【「地域と共生する」教育機関とは】
「学芸の森」を「地域と共生する教育機関」として、発展的に再編する
A案:「風土」との共生(教師・学生生活を豊かにする)ための森と「郷土・風土教育」を推進するための「森」としてのアイデンティティを獲得する
STEP:1「小金井」という郷土とのこの「学芸の森」の連携できる要素とは何かを考える
●自然の森ではなく、計画的に創られた植栽としての「森」=「植栽の里」としての小金井の庭園・植木文化
A-1)武蔵野台地の典型的な植生との連携
地勢から見て、本来どのような原生植生が見られた地域だったのかを知り、その姿が構内のどの部分に残っているのかを知ることで、それ以外の外来種などを把握する。手法:古い鎮守の森を調査し、歴史文献も参考に原生植生を考える
●A-1-1:小金井の植生文献、資料の情報収集>事前に一部、準備したコンテンツへは、こちらから。
●A-1-2:実際のフィールド調査の設計と実施>
A-2)植栽の里の歴史・変遷を内包する庭園・公園文化と植栽文化の発見
明治以来の植栽・植木の里としての発展と植木職人や植木文化が創り出した学校や地域の公園、庭園植生を知る。「並木」「生垣」「園芸種の発展」などを知る。JA東京植木や植木協会の協力を得て、この地域の植木文化の歴史変遷を発見する。周囲の公園や庭園と比較調査と、学芸の植栽変遷(学校の歴史調査)を知る。
●A-2-1:小金井エリアの植栽・植木文化に関する文献や資料を収集したり、植木業者に直接ヒアリングして、学習する>
具体案:
1)JA東京植木、及び東京樹木医会、三多摩園芸組合の所蔵図書、文献、資料を学芸大学附属図書館で「植木文庫」として、保存・整理を進める。
2)若草研究室の資料なども「園芸」「植物」関連資料として、段階的に図書館で保存、管理できるようにする。可能なら、自然科学系の同様の文献も検討する。
3)大学史資料室の歴史的な資料中にある植栽、園芸資料も保存整理を検討する。
4)園芸に関わる「小金井周辺地域」の文化人の図書、資料を探し、公開(イベントなどを実施)すると同時に図書館で購入し、保存、整理し、市民の閲覧を可能にする。(市立図書館、学校図書館とも連携して推進する)
●A-2-2:周辺の公園や庭園の成り立ち(歴史文献調査)や植生実地調査を実施する>
具体案:
各地域のNPOや小中学校、公園指定管理者、植木屋などと協力して、実施。
●A-2-3:学芸大学の歴史調査と植生、植栽変遷に関する文献を調べる>大学(大学史資料室)で一部実施中。
A-3)日本文化における「桜」「園芸文化」と江戸から続く「小金井公園の桜」「玉川上水の桜」代表される園芸と今の「学芸の森の桜」と桜並木など植栽で展望する園芸の未来
本来の「桜」という樹種と日本文化の関係を基礎に、小金井公園の桜、玉川上水の桜と学内の桜(ほとんどが枯れる可能性の高い植栽)を知ることで、「守る・保存する」意味でなく、「桜」を知ることでどうあるべきかを再考する。
具体案:
小金井誌生涯教育課文化財管理部門「浴恩館 文化財センター」と連携して、桜、玉川上水関連の各種文献を整理し、保存管理し、内外への公開イベントを推進する。>
大学の公開講座としての定例化し、国内の各桜名所などとも交流を推進する
A-4)栽培文化としての 地域の栽培植物、農業文化との連携を摸索する
学内の農園を核に教育学部ならではのモチーフとしての「学芸の森」を栽培の森としての利用を立案し、研究、実践する。
(JA東京むさしとの連携を基礎に都市農業分化と共生するプロジェクトを設計する)>これまでの学芸の森の実績を継承し、発展させる。
STEP:2「学生にとっての母校・学びの里」という郷土とのこの「学芸の森」の連携できる要素とは何かを考える
A-5)具体的に「学びの里」=「学芸の森」とは何かを設計する。
在校生、教師、同窓生、元職員などにとっての「学芸の森」のアイデンティティとその存在の認識とさらに発展させるためのコンセプトづくりとプロジェクトを設計する。
全体像を設計するとともにその展開として、大学構内(学びの里)をいくつかのエリア(機能別、自分たちにとっての忘れられない場所)に区分し、その詳細調査と定期的なフィールド調査、報告のシステムをモデル設計し、全域調査とガイド、エリア別のプロジェクト計画を立案する
●A-5-1:エリア区分の意味を発見する準備となるテストモデルプロジェクトへ
モデルエリアによる調査と報告システムの設計と実践>正門並木道エリア(桜並木)、Cエリア(芸術館付近エリア)でのモデルプロジェクトを設計し、園芸華道部で実践するプログラムを推進する
真山教授のプログラムと学芸の森マップ、実際のフィールド調査(基本調査と定期更新による継続的な調査報告)を連携させたモデルづくりへ>Cエリアプロジェクトは、こちらから。
正門並木道エリアのプロジェクトは、こちらから
●A-5-2:学内全域のコンセプト設計と各エリアのコンセプト設計と展開計画「Garden Forest for Education」の設計立案
「地域と協力して、学芸の森づくりを推進する拠点エリア>東門から、附属学校、若草研究室へ」>社会教育学系部門が主体となり、生物科学系、環境科学系が技術支援して設計、運営していくエリア
>第一期のエリア核モデルであり、全体設計の推進母体となるエリアづくりの具体案:
1)「育成の森」エリアプロジェクト(Hエリア)の設計は、こちらから
2)附属幼稚園入口エリアプロジェクトの設計と実施は、こちらから
「教育支援プログラムに風土教育を取り込むための試み」>教育心理学系と総合教育の歴史、地理学系が支援して設計運営していくプログラム
>第一期の「学びの里」コンセプト設計と推進具体案:「学びの里・誕生」プロジェクトの設計>コンセプト設計は、こちらから
「外からの客と大学が交流するための拠点エリア」づくり>空間デザイン学系と広報部門、大学同窓会が主体となって推進するエリア
>第一期の「応接エリア」コンセプト設計と実施プロジェクトの設計は、こちらから。
>第一期「正門並木エリア」コンセプト設計と実施プログラムの設計(学芸の森推進部門がモデル設計し、実施していくエリア、正門周辺エ地域との共生モデルづくりへ)、詳細は、同部門の報告カテゴリーへ
木々、草花などと共生する「学び」が「次世代の教育」に何を産む、何を提供するかを考え、創りだす試み>具体計画案のフローへと続く
<この項、続く>
「学芸の森」を「地域と共生する教育機関」として、発展的に再編する
A案:「風土」との共生(教師・学生生活を豊かにする)ための森と「郷土・風土教育」を推進するための「森」としてのアイデンティティを獲得する
STEP:1「小金井」という郷土とのこの「学芸の森」の連携できる要素とは何かを考える
●自然の森ではなく、計画的に創られた植栽としての「森」=「植栽の里」としての小金井の庭園・植木文化
A-1)武蔵野台地の典型的な植生との連携
地勢から見て、本来どのような原生植生が見られた地域だったのかを知り、その姿が構内のどの部分に残っているのかを知ることで、それ以外の外来種などを把握する。手法:古い鎮守の森を調査し、歴史文献も参考に原生植生を考える
●A-1-1:小金井の植生文献、資料の情報収集>事前に一部、準備したコンテンツへは、こちらから。
●A-1-2:実際のフィールド調査の設計と実施>
A-2)植栽の里の歴史・変遷を内包する庭園・公園文化と植栽文化の発見
明治以来の植栽・植木の里としての発展と植木職人や植木文化が創り出した学校や地域の公園、庭園植生を知る。「並木」「生垣」「園芸種の発展」などを知る。JA東京植木や植木協会の協力を得て、この地域の植木文化の歴史変遷を発見する。周囲の公園や庭園と比較調査と、学芸の植栽変遷(学校の歴史調査)を知る。
●A-2-1:小金井エリアの植栽・植木文化に関する文献や資料を収集したり、植木業者に直接ヒアリングして、学習する>
具体案:
1)JA東京植木、及び東京樹木医会、三多摩園芸組合の所蔵図書、文献、資料を学芸大学附属図書館で「植木文庫」として、保存・整理を進める。
2)若草研究室の資料なども「園芸」「植物」関連資料として、段階的に図書館で保存、管理できるようにする。可能なら、自然科学系の同様の文献も検討する。
3)大学史資料室の歴史的な資料中にある植栽、園芸資料も保存整理を検討する。
4)園芸に関わる「小金井周辺地域」の文化人の図書、資料を探し、公開(イベントなどを実施)すると同時に図書館で購入し、保存、整理し、市民の閲覧を可能にする。(市立図書館、学校図書館とも連携して推進する)
●A-2-2:周辺の公園や庭園の成り立ち(歴史文献調査)や植生実地調査を実施する>
具体案:
各地域のNPOや小中学校、公園指定管理者、植木屋などと協力して、実施。
●A-2-3:学芸大学の歴史調査と植生、植栽変遷に関する文献を調べる>大学(大学史資料室)で一部実施中。
A-3)日本文化における「桜」「園芸文化」と江戸から続く「小金井公園の桜」「玉川上水の桜」代表される園芸と今の「学芸の森の桜」と桜並木など植栽で展望する園芸の未来
本来の「桜」という樹種と日本文化の関係を基礎に、小金井公園の桜、玉川上水の桜と学内の桜(ほとんどが枯れる可能性の高い植栽)を知ることで、「守る・保存する」意味でなく、「桜」を知ることでどうあるべきかを再考する。
具体案:
小金井誌生涯教育課文化財管理部門「浴恩館 文化財センター」と連携して、桜、玉川上水関連の各種文献を整理し、保存管理し、内外への公開イベントを推進する。>
大学の公開講座としての定例化し、国内の各桜名所などとも交流を推進する
A-4)栽培文化としての 地域の栽培植物、農業文化との連携を摸索する
学内の農園を核に教育学部ならではのモチーフとしての「学芸の森」を栽培の森としての利用を立案し、研究、実践する。
(JA東京むさしとの連携を基礎に都市農業分化と共生するプロジェクトを設計する)>これまでの学芸の森の実績を継承し、発展させる。
STEP:2「学生にとっての母校・学びの里」という郷土とのこの「学芸の森」の連携できる要素とは何かを考える
A-5)具体的に「学びの里」=「学芸の森」とは何かを設計する。
在校生、教師、同窓生、元職員などにとっての「学芸の森」のアイデンティティとその存在の認識とさらに発展させるためのコンセプトづくりとプロジェクトを設計する。
全体像を設計するとともにその展開として、大学構内(学びの里)をいくつかのエリア(機能別、自分たちにとっての忘れられない場所)に区分し、その詳細調査と定期的なフィールド調査、報告のシステムをモデル設計し、全域調査とガイド、エリア別のプロジェクト計画を立案する
●A-5-1:エリア区分の意味を発見する準備となるテストモデルプロジェクトへ
モデルエリアによる調査と報告システムの設計と実践>正門並木道エリア(桜並木)、Cエリア(芸術館付近エリア)でのモデルプロジェクトを設計し、園芸華道部で実践するプログラムを推進する
真山教授のプログラムと学芸の森マップ、実際のフィールド調査(基本調査と定期更新による継続的な調査報告)を連携させたモデルづくりへ>Cエリアプロジェクトは、こちらから。
正門並木道エリアのプロジェクトは、こちらから
●A-5-2:学内全域のコンセプト設計と各エリアのコンセプト設計と展開計画「Garden Forest for Education」の設計立案
「地域と協力して、学芸の森づくりを推進する拠点エリア>東門から、附属学校、若草研究室へ」>社会教育学系部門が主体となり、生物科学系、環境科学系が技術支援して設計、運営していくエリア
>第一期のエリア核モデルであり、全体設計の推進母体となるエリアづくりの具体案:
1)「育成の森」エリアプロジェクト(Hエリア)の設計は、こちらから
2)附属幼稚園入口エリアプロジェクトの設計と実施は、こちらから
「教育支援プログラムに風土教育を取り込むための試み」>教育心理学系と総合教育の歴史、地理学系が支援して設計運営していくプログラム
>第一期の「学びの里」コンセプト設計と推進具体案:「学びの里・誕生」プロジェクトの設計>コンセプト設計は、こちらから
「外からの客と大学が交流するための拠点エリア」づくり>空間デザイン学系と広報部門、大学同窓会が主体となって推進するエリア
>第一期の「応接エリア」コンセプト設計と実施プロジェクトの設計は、こちらから。
>第一期「正門並木エリア」コンセプト設計と実施プログラムの設計(学芸の森推進部門がモデル設計し、実施していくエリア、正門周辺エ地域との共生モデルづくりへ)、詳細は、同部門の報告カテゴリーへ
木々、草花などと共生する「学び」が「次世代の教育」に何を産む、何を提供するかを考え、創りだす試み>具体計画案のフローへと続く
<この項、続く>
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