園芸文化を鳥瞰する
地域での風土文化としての園芸文化を学ぶためにより広範囲な国や地勢での植生から、地域の風土植生などを学ぶためのコーナーです。
サブカテゴリー
- 地域の原植生、地勢を知る
- その地の風土、自然をその植物が選んだのか、植物の故郷となる自然と風土の研究をするカテゴリーです。
- 海外園芸文化研究
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日本の園芸文化を知るためには、異なる、または影響を受け、似た文化をもつ海外の園芸文化とその交流の歴史を知ることが重要になります。同時に世界的な、歴史的な花卉園芸の隆盛、衰退などの流れを知った上でそれぞれの地域、国の園芸文化をその大きな影響化に位置付け、さらに独自な発展を遂げるための要素を調べ、分析していく必要があります。
このカテゴリーでは、そうした作業を通じて、海外の園芸文化を世界の園芸文化の中に見出すことが主眼です。その課程で、日本の園芸文化との交流や違いを知るための研究も展開をしていきます。
- 日本園芸文化研究
- 日本の園芸文化、花卉生産、園芸などを研究します。
- 雑草研究
- 雑草は、研究すればするほど奥深い分野です。雑草学会もあるほどです。その定義から、利用法まで多岐に渡ってご紹介します。
- 花暮らし、花飾り、花遊び
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花とともに暮らす、花を様々に楽しむという中には、ただ栽培して、鑑賞するだけでなく、様々な暮らし方、知恵、娯楽、風流、芸能の中に取り入れて楽しむという文化も生まれてきます。
日本文化ならではの花と暮らす生活は、「自然に学ぶ」「自然の恵みによる養生」を教えてくれます。また、それらに加えて、花を季節とともに遊んだり、人をもてなすというなら、「花見」「花合わせ」「貝合わせ」「連歌」「お茶」などがあります。飾ることでもてなす喜びともなる「生花」や「フラワーアレンジ」、創造とともに花を愛でるなら、「日本画」や海外の同様な文化「ボタニカルアート」などその楽しみは無限です。花は自然の一部であることから、それぞれの地域・風土に独特な発展をした歴史をもっています。その歴史と現在を知り、豊かな暮らしをできたらと考え、このカテゴリーを作りました。もっと、自由に風土、暮らし、季節のなかで花を楽しみたい方のためのコーナーです。
- 花の意匠、装飾(工芸、服飾へのアプローチ)
- 花文化は、花そのものが種や採取された苗として伝わるだけでなく、「意匠」や「工芸装飾」「服飾の柄」などとして、伝えられ、他の文化に影響を与える場合があります。結果、その花が非常に好まれ、その土地や風土にその花が原生していない場合でも似た他の植物がその代用種として、盛んに用いられたり、または持ちこまれ園芸種として定着するなどということが起きる場合もあります。