現存する森林内の
夏緑広葉樹の雑木林

定期的な伐採によって維持されるこの地域の雑木林は、夏緑広葉樹の
クヌギ
コナラ
「ヤマザクラ」
エゴノキ
が多くみられます。

常緑広葉樹と草本植物
は、比較的に個体数が少ない傾向があります。

高木は、
クマシデ
「コブシ」
「ケンポナシ」
「ミズキ」
「イロハモミジ」

低木は、
ゴンズイ
「サワフタギ」
「ウグイスカグラ」
「オニシバリ」

林の中に点在する草本植物は、
フタリシズカ」「ニリンソウ」「モミジガサ」「ルリソウ」「キヌタソウ」「ヤブレガサ」「イカリソウ」「オケラ」「マルミノギンリョウソウ」「マツカゼソウ」「ヤマハタザオ」「テンニンソウ」などです。

多摩丘陵には、特産種の「タマノカンアオイ」を見ることができるが、宅地化によって、その生育域は狭くなりつつあるようです。
プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:32 平均点:5.62
カテゴリートップ
常緑広葉樹林域:中部平坦地域
次
二次林の林縁や草原の植生