<Wikipediaより、2013年9月10日>
【西洋】
ヨーロッパではフランス南部及び東部に自生していたディアンスス・カリオフィルスが15世紀頃から栽培され始めたものがカーネーション (D. caryophyllus L.) の元とされる。17世紀にはイギリスで多数の品種が生まれ、オーリキュラやチューリップ等と共に大きく進展を見た。19世紀の主流は「ショウ・カーネーション」で、これは花弁の縁の鋸歯をなくし、幾何学的な整形に近づけたもので、現代のカーネーションとは異なっている。その後フランスのダルメイスが「パーペテュアル系」を1840年に作出、また1857年に同じくフランスで「マルメゾン系」が生まれ、これらが現代の営利用カーネーションに繋がっている。またカーネーションは江戸時代中頃までにオランダを通じて日本にも伝来している。
またイギリスでは18世紀の中頃からタツタナデシコ(英名ピンク)の栽培が盛んとなり、1770年にはショウ・ピンクが出現して19世紀にはランカシア地方でことに愛好された。
<転載、以上>