前章に記載した「はじめてのクリスマスローズ(有島薫監修)」で紹介されている「クリスマスローズと仲良く過ごす12ヶ月」からの情報も含め、年間管理の計画と報告を以下にご紹介します。
【1・2・3月 開花期】
花の魅力を堪能する時期
<植え場所・置き場所>
○秋から、春は、日当たりのいい場所で
●地植えの場合●
夏は半日陰でも秋冬は、葉が落ち、日が当たる落葉樹の下、木洩れ日が当たる場所が良い。鉢植えの場合も同様ですが、一年を通して、風通しの良い、蒸れにくい場所に置きます。
●花を長く楽しむために●
種子を取る株以外は、子房のみ摘み取る
開花後、しばらく経つと子房(雄しべの下方の膨らんだ部分でここに種子ができます)が膨らんできます、そのままにしておくと株に負担がかかるため、子房は早く摘み取って本来は早めに花がらを切ってしまったほうが良いので卯が、花を長く鑑賞したい場合に子房の摘み取りはお薦めの方法です。
<クリスマスローズの子房>
【4・5・6月 生長期】
回復力が高いこの季節に様々な作業が適しています
この時期は、一年で最も根が活発に生長します。植え付け、植え替え、株分けなどの作業を行うには最適な時期です。
<水やり>
○基本的に地植えは水やりは不要。鉢植えは、土の表面が乾いたら
●鉢植えの場合●
土の表面が乾いたら、早朝か夕方には鉢底から水が流れるまで、株のまわりにたっぷりと水を与えます。
目安は、2日に1回ですが、鉢の中に、根がパンパンに張っていると鉢の中の土が少なくなり、水切れしやすくなるので注意が必要です。
花がらをいつまでも付けたままにしておくと、新芽が出にくくなってしまいます。生長を促すためにも、遅くとも4月中には、花へい(花がついている茎)切りをしましょう。
植え替えをしない場合には、この時期に固形肥料で追肥を施しておきます。安定期に入る7月頃までに肥料成分が切れるものを使用してください。
<花へい切りの手順>
○花茎を1〜2cm残す
○秋に切り損ねた古い葉にカットします
●花へい切りの手順●
鉢植えの場合:
鉢の縁と水平になるくらい、約1〜2cm残して切ります。また、12月に古い葉を切りそこなった場合は、併せてこの時期に切ります。この際、間違って、瑞々しい色をした新葉は切らないように注意してください。
<お薦めの追肥>
生長期の追肥には、早く効く成分とゆっくり効く成分を含む、安定した肥料効果のある、約2カ月効果を維持する肥料がおすすめです。
例:「プロミック」(ハイポネックスジャパン)
(N:P:K=12・12・12)、150g、578円>
種子の取り方
○子房が破裂する前に取ります
クリスマスローズの株は、種子をたくさんつけてしまうと体力を消耗し株が弱るため、ひと株につき、1〜2花までを目安にそれ以外の種子は子房をとっておくことが良いでしょう。
○種子が子房がはじけて散ってしまう前に袋がけして採取準備を
種子の発芽用には、赤玉の小粒や種子まき専用土を使って、乾かさないように日陰で発芽する翌年の2〜3月まで管理してください。
小さいポットに2〜3粒ずつ巻いてください。覆土は約1cm程度が良いでしょう。種子から育てると花が付くまでには、3年程かかります。
<株分け>
○小さく分けすぎない
○1/2から。1/3の大きさが分け方の目安
一株に3芽以上付けることが大切。翌年の花を期待するなら、5芽以上あると良いでしょう。
<この項、作成中>
【1・2・3月 開花期】
花の魅力を堪能する時期
<植え場所・置き場所>
○秋から、春は、日当たりのいい場所で
●地植えの場合●
夏は半日陰でも秋冬は、葉が落ち、日が当たる落葉樹の下、木洩れ日が当たる場所が良い。鉢植えの場合も同様ですが、一年を通して、風通しの良い、蒸れにくい場所に置きます。
●花を長く楽しむために●
種子を取る株以外は、子房のみ摘み取る
開花後、しばらく経つと子房(雄しべの下方の膨らんだ部分でここに種子ができます)が膨らんできます、そのままにしておくと株に負担がかかるため、子房は早く摘み取って本来は早めに花がらを切ってしまったほうが良いので卯が、花を長く鑑賞したい場合に子房の摘み取りはお薦めの方法です。
<クリスマスローズの子房>
【4・5・6月 生長期】
回復力が高いこの季節に様々な作業が適しています
この時期は、一年で最も根が活発に生長します。植え付け、植え替え、株分けなどの作業を行うには最適な時期です。
<水やり>
○基本的に地植えは水やりは不要。鉢植えは、土の表面が乾いたら
●鉢植えの場合●
土の表面が乾いたら、早朝か夕方には鉢底から水が流れるまで、株のまわりにたっぷりと水を与えます。
目安は、2日に1回ですが、鉢の中に、根がパンパンに張っていると鉢の中の土が少なくなり、水切れしやすくなるので注意が必要です。
花がらをいつまでも付けたままにしておくと、新芽が出にくくなってしまいます。生長を促すためにも、遅くとも4月中には、花へい(花がついている茎)切りをしましょう。
植え替えをしない場合には、この時期に固形肥料で追肥を施しておきます。安定期に入る7月頃までに肥料成分が切れるものを使用してください。
<花へい切りの手順>
○花茎を1〜2cm残す
○秋に切り損ねた古い葉にカットします
●花へい切りの手順●
鉢植えの場合:
鉢の縁と水平になるくらい、約1〜2cm残して切ります。また、12月に古い葉を切りそこなった場合は、併せてこの時期に切ります。この際、間違って、瑞々しい色をした新葉は切らないように注意してください。
<お薦めの追肥>
生長期の追肥には、早く効く成分とゆっくり効く成分を含む、安定した肥料効果のある、約2カ月効果を維持する肥料がおすすめです。
例:「プロミック」(ハイポネックスジャパン)
(N:P:K=12・12・12)、150g、578円>
種子の取り方
○子房が破裂する前に取ります
クリスマスローズの株は、種子をたくさんつけてしまうと体力を消耗し株が弱るため、ひと株につき、1〜2花までを目安にそれ以外の種子は子房をとっておくことが良いでしょう。
○種子が子房がはじけて散ってしまう前に袋がけして採取準備を
種子の発芽用には、赤玉の小粒や種子まき専用土を使って、乾かさないように日陰で発芽する翌年の2〜3月まで管理してください。
小さいポットに2〜3粒ずつ巻いてください。覆土は約1cm程度が良いでしょう。種子から育てると花が付くまでには、3年程かかります。
<株分け>
○小さく分けすぎない
○1/2から。1/3の大きさが分け方の目安
一株に3芽以上付けることが大切。翌年の花を期待するなら、5芽以上あると良いでしょう。
<この項、作成中>
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クリスマスローズの育て方 |
クリスマスローズ属(Helleboru)、総称としてのヘレボルス |