日本ではかつて銅製の鏡は、錫(すず)に水銀を加えて作った合金に砥の粉を混ぜ、少量の酸を加えたもので研いでいたようです。
この時に酸として、ザクロや梅の酢、酢漿草(カタバミ)が用いられました。
そのために、カタバミは「鏡草」とも呼ばれることがあるようです。