<やさしいエンゲイより、転載>
■栽培カレンダー
季節・日常の手入れ
植え場所をよく考える
生育旺盛で、あまり土地を選ばず育ちます。ゴボウのような根が地中を走り、そこから芽を出して広がっていきます。他の植物の領域にも侵入し、駆逐することがあるのでスペースや他の草花との兼ね合いもよく考えて植えるようにしましょう。最低でも株間は、60cmは必要です。
花がら摘み
花が一通り咲き終わったら花茎を株元から切り落とします。こうすることで余分な栄養が枯れた花茎に行かなくなり次の花が咲きやすくなります。
日当たり・置き場所
日当たり〜やや日陰の場所で育てることができます。ただ、花を楽しみたいのであれば日当たりのよい場所に植えましょう。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。葉を主に鑑賞するのであれば、やや日陰になる場所でもよく育ちます。
種によって耐寒性は若干異なり、モリスよりスピノススの方が寒さに強いです。といっても、おおむね耐寒性は強く、-2℃〜3℃くらいまで大丈夫です。乾いた寒風にさらされると葉が傷むので、そのような場合は、風よけをします。
水やり・肥料
水はけのよい適度な湿り気のある土壌を好みます。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料は植え付ける際にあらかじめ土に混ぜ込んでおきます。地植えのときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥と緩効性の化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。
後は様子を見て春か秋に少量の追肥を与えますが、肥料はあまり与えなくてもよく育ちます。
用土
水はけの良い土が適しています。水はけの悪い場所では腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおきます。
植え替え・植え付け
かなり大きくなるので、基本的に露地植えで育てます。植え付けは真冬と真夏、開花期をのぞけばあまり選びませんが、3月〜5月、10月〜11月頃が適期です。
切れた根からも芽を出して増えるので、掘り上げて他の場所に移す場合、根は土の中に残さないようにしましょう。根をブチブチ切って土中に残すと言うことは、それだけ苗をふやしているようなものです。
ふやし方
根伏せ、株分けでふやすことができます。
根伏せはゴボウのような太い根を10cmほどの長さに切り、土の上に寝かせて浅く埋めます。そうすると、芽が出てきて生長し、苗が出来ます。
株分けは株のワキから出てくる芽がある程度の大きさになったら切り離して植え付けます。
かかりやすい病害虫
害虫:センチュウ
センチュウは土中にいる体長1mm以下の小さな生物で、肉眼で確認するのは難しいです。根に寄生し養分を吸い取り、植物の生育を衰えさせたり枯らします。同じ植物を同じ場所で何年も連続して栽培していると発生しやすい害虫です。健全な苗を選びセンチュウを持ち込まないことが大切です。
まとめ
花が一通り咲いたら花茎を切り落とす
肥料は控えめに
丈夫ですが、センチュウの被害が出ることがある
<転載、以上>
■栽培カレンダー
季節・日常の手入れ
植え場所をよく考える
生育旺盛で、あまり土地を選ばず育ちます。ゴボウのような根が地中を走り、そこから芽を出して広がっていきます。他の植物の領域にも侵入し、駆逐することがあるのでスペースや他の草花との兼ね合いもよく考えて植えるようにしましょう。最低でも株間は、60cmは必要です。
花がら摘み
花が一通り咲き終わったら花茎を株元から切り落とします。こうすることで余分な栄養が枯れた花茎に行かなくなり次の花が咲きやすくなります。
日当たり・置き場所
日当たり〜やや日陰の場所で育てることができます。ただ、花を楽しみたいのであれば日当たりのよい場所に植えましょう。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。葉を主に鑑賞するのであれば、やや日陰になる場所でもよく育ちます。
種によって耐寒性は若干異なり、モリスよりスピノススの方が寒さに強いです。といっても、おおむね耐寒性は強く、-2℃〜3℃くらいまで大丈夫です。乾いた寒風にさらされると葉が傷むので、そのような場合は、風よけをします。
水やり・肥料
水はけのよい適度な湿り気のある土壌を好みます。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料は植え付ける際にあらかじめ土に混ぜ込んでおきます。地植えのときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度のバーク堆肥と緩効性の化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。
後は様子を見て春か秋に少量の追肥を与えますが、肥料はあまり与えなくてもよく育ちます。
用土
水はけの良い土が適しています。水はけの悪い場所では腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおきます。
植え替え・植え付け
かなり大きくなるので、基本的に露地植えで育てます。植え付けは真冬と真夏、開花期をのぞけばあまり選びませんが、3月〜5月、10月〜11月頃が適期です。
切れた根からも芽を出して増えるので、掘り上げて他の場所に移す場合、根は土の中に残さないようにしましょう。根をブチブチ切って土中に残すと言うことは、それだけ苗をふやしているようなものです。
ふやし方
根伏せ、株分けでふやすことができます。
根伏せはゴボウのような太い根を10cmほどの長さに切り、土の上に寝かせて浅く埋めます。そうすると、芽が出てきて生長し、苗が出来ます。
株分けは株のワキから出てくる芽がある程度の大きさになったら切り離して植え付けます。
かかりやすい病害虫
害虫:センチュウ
センチュウは土中にいる体長1mm以下の小さな生物で、肉眼で確認するのは難しいです。根に寄生し養分を吸い取り、植物の生育を衰えさせたり枯らします。同じ植物を同じ場所で何年も連続して栽培していると発生しやすい害虫です。健全な苗を選びセンチュウを持ち込まないことが大切です。
まとめ
花が一通り咲いたら花茎を切り落とす
肥料は控えめに
丈夫ですが、センチュウの被害が出ることがある
<転載、以上>
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