<Wikipediaより、転載>
ジャノヒゲ(蛇の髭、学名: Ophiopogon japonicus)は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草。リュウノヒゲ(竜の髯)ともいう。
英語名:Dwarf lilyturf, Snake's-beard
【形態・生態】
高さ10cmほどで細い葉が多数出る。この葉が竜の髯に似ているので名付けられたといわれる。
夏に総状花序に淡紫色の小さい花をつける。
子房は種子を1個含むが、成熟前に破れて種子が露出し、青く熟す。
葉状から、ジャノヒゲ(蛇の鬚)またはリュウノヒゲ(龍の鬚)といわれたが、ジョウノヒゲが転訛して、ジャノヒゲになったと考えられる。ジョウノヒゲとは、「尉(じょう)の鬚」の意であり、能面で老人の面を「尉(じょう)」といい、この葉の様子をその面の鬚(あごひげ)に見立てた。
【分布・生育地】
日本を含む東アジアからフィリピンの森林に広く分布する。また、よく植え込みに用いられる。
【人間との関わり】
【生薬】
根は所々太く紡錘形になり、これを麦門冬(ばくもんどう)と称して鎮咳・強壮などに用いる。日本薬局方に収録の生薬である。麦門冬は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方方剤に使われる。
【食用】
茎は高知県などでは食用とされ、ゆがいてから更にアゲ(油揚げ)などと一緒に煮て食べる。
【文化】
花言葉は「変わらぬ想い」。
<転載、以上>
ジャノヒゲ(蛇の髭、学名: Ophiopogon japonicus)は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草。リュウノヒゲ(竜の髯)ともいう。
英語名:Dwarf lilyturf, Snake's-beard
【形態・生態】
高さ10cmほどで細い葉が多数出る。この葉が竜の髯に似ているので名付けられたといわれる。
夏に総状花序に淡紫色の小さい花をつける。
子房は種子を1個含むが、成熟前に破れて種子が露出し、青く熟す。
葉状から、ジャノヒゲ(蛇の鬚)またはリュウノヒゲ(龍の鬚)といわれたが、ジョウノヒゲが転訛して、ジャノヒゲになったと考えられる。ジョウノヒゲとは、「尉(じょう)の鬚」の意であり、能面で老人の面を「尉(じょう)」といい、この葉の様子をその面の鬚(あごひげ)に見立てた。
【分布・生育地】
日本を含む東アジアからフィリピンの森林に広く分布する。また、よく植え込みに用いられる。
【人間との関わり】
【生薬】
根は所々太く紡錘形になり、これを麦門冬(ばくもんどう)と称して鎮咳・強壮などに用いる。日本薬局方に収録の生薬である。麦門冬は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方方剤に使われる。
【食用】
茎は高知県などでは食用とされ、ゆがいてから更にアゲ(油揚げ)などと一緒に煮て食べる。
【文化】
花言葉は「変わらぬ想い」。
<転載、以上>
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