【金芽ツゲ】<ガーデニング花図鑑より、転載>
生垣に利用されるツゲの仲間(イヌツゲの園芸品種)。色合いが鮮やかな黄緑で、刈り込むことで新芽が出るとなお綺麗です。
和名は新芽が黄金色であることからつけられたようです。樹皮は灰白色または暗灰色。葉は互生し短柄。花も咲きますが基本的に葉っぱを楽しむ植物です。
暑さ・寒さに強く、常緑で、病気にも強く、日陰にも比較的強いし、刈り込んでもよく新芽が出ます。新芽は出ますが、樹木全体の生育(上へと伸びるという意味)は遅くて、1年で10センチか20センチ程度なので、その意味では、生垣としては最高の性質を持っています。
5月〜6月に花が咲いて10月に真っ黒い実をつけます。この種子を播くと株をふやすことは容易です。
植木屋に聞くと、キンメツゲは、雄木のため実が付かず、樹勢が衰えないと説明されます。実は付くのでしょうか?<転載、以上>
◆画像◆
<キンメツゲの葉>
<キンメツゲの新芽>
<キンメツゲの花、5−6月>
◆学名◆
Ilex crenata 'Kinmetuge'