<Wikipediaより、転載>
シソ科 (Lamiaceae) はシソ目に属する植物の科の一つ。
シソのほか、バジル、ミント、ローズマリー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなど多くのハーブを含む。低木やつる性の種もある。シソ科の植物には抗変異原性があるものが多い。
葉は対生で、精油を含むため香気に富むものが多い。茎の断面は正方形のものが多い。花は左右相称で5枚の花弁(合弁)と萼がある。普通、両性花をつける。果実は4個に分かれ種子を1個ずつ含む。
【保留名について】
シソ科は大きく重要な科であるため、その特徴として花弁の形が唇状であることから、新エングラー体系までは学名としてLabiataeが用いられ、昭和中期までその訳語として唇形科(しんけいか)または「くちびるばな科」がもちいられていた。APG植物分類体系では、すべての植物の科名が、典型属に由来するものに改められ、シソ科もオドリコソウ属Lamiumに由来するLamiaceaeに改められた。
しかし長年使われてきたLabiataeを廃止すると混乱が起きるため、保留名として旧名が認められており、最新の書籍でも保留名と新名が併記されていることが多い。
【下位分類】
約250属7000種を含む。7つの亜科と、それに含
まれない幾つかのクレードから構成される。
ムラサキシキブ属 Callicarpa
Prostantheroideae - 14属250種
Prostanthereae
Chloantheae
Symphorematoideae - 3属24種
ハマゴウ亜科 Viticoideae - 4属285種
ハマゴウ属 Vitex
Tectona clade - 7属110種
チーク属 Tectona
ハマクサギ属 Premna
キランソウ亜科 Ajugoideae - 約30属1000種
キランソウ属 Ajuga
クサギ属 Clerodendrum
カリガネソウ属 Caryopteris
ルリハッカ属 Amethystea
ニガクサ属 Teucrium (ウォールジャーマンダー)
イヌハッカ亜科 Nepetoideae - 約110属3600種
ナギナタコウジュ連 Elsholtzieae
シモバシラ属 Keiskea (シモバシラ)
ナギナタコウジュ属 Elsholtzia (ナギナタコウジュ)
ヤマジソ属 Mosla
シソ属 Perilla (シソ、エゴマ)
ラベンダー連 Lavanduleae
ラベンダー属 Lavandula
ハッカ連 Mentheae
カワミドリ属 Agastache
イヌハッカ属 Nepeta
オレガノ属 Origanum (オレガノ、マジョラム)
ハッカ(メンサ)属 Mentha (ミント)
ムシャリンドウ属 Dracocephalum
カキドオシ属 Glechoma
ヤナギハッカ属 Hyssopus
ウツボグサ属 Prunella (ウツボグサ)
シロネ属 Lycopus
ラショウモンカズラ属 Meehania (ラショウモンカズラ)
セイヨウヤマハッカ属 Melissa (レモンバーム)
ヤグルマハッカ属 Monarda
アキギリ属(サルビア属) Salvia (サルビア、セージ)
キダチハッカ属 Satureja (セイバリー)
ローズマリー属 Rosmarinus
イブキジャコウソウ属 Thymus (タイム、イブキジャコウソウ)
トウバナ属 Clinopodium トウバナ、クルマバナ
メボウキ連 Ocimeae
ヤマハッカ属 Isodon
イガニガクサ属 Hyptis
メボウキ属 Ocimum (バジル)
Solenostemon - コリウス
Plectranthus - コレウス・フォルスコリ
Garrettia
タツナミソウ亜科 Scutellarioideae - 5属380種
タツナミソウ属 Scutellaria
オドリコソウ亜科 Lamioideae - 約70属1200種
イヌゴマ属 Stachys (チョロギ)
スズコウジュ属 Suzukia スズコウジュ
オドリコソウ属 Lamium (ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オドリコソウ)
チシマオドリコソウ属 Galeopsis
ジャコウソウ属 Chelonopsis
ミズトラノオ属 Pogostemon (ミズトラノオ、ポゴステモン・ヘルフェリー)
テンニンソウ属 Leucosceptrum (テンニンソウ)
メハジキ属 Leonurus
マネキグサ属 Loxocalyx
ヤンバルツルハッカ属 Leucas ヤンバルツルハッカ
ニガハッカ属 Marrubium
<転載、以上>
シソ科 (Lamiaceae) はシソ目に属する植物の科の一つ。
シソのほか、バジル、ミント、ローズマリー、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなど多くのハーブを含む。低木やつる性の種もある。シソ科の植物には抗変異原性があるものが多い。
葉は対生で、精油を含むため香気に富むものが多い。茎の断面は正方形のものが多い。花は左右相称で5枚の花弁(合弁)と萼がある。普通、両性花をつける。果実は4個に分かれ種子を1個ずつ含む。
【保留名について】
シソ科は大きく重要な科であるため、その特徴として花弁の形が唇状であることから、新エングラー体系までは学名としてLabiataeが用いられ、昭和中期までその訳語として唇形科(しんけいか)または「くちびるばな科」がもちいられていた。APG植物分類体系では、すべての植物の科名が、典型属に由来するものに改められ、シソ科もオドリコソウ属Lamiumに由来するLamiaceaeに改められた。
しかし長年使われてきたLabiataeを廃止すると混乱が起きるため、保留名として旧名が認められており、最新の書籍でも保留名と新名が併記されていることが多い。
【下位分類】
約250属7000種を含む。7つの亜科と、それに含
まれない幾つかのクレードから構成される。
ムラサキシキブ属 Callicarpa
Prostantheroideae - 14属250種
Prostanthereae
Chloantheae
Symphorematoideae - 3属24種
ハマゴウ亜科 Viticoideae - 4属285種
ハマゴウ属 Vitex
Tectona clade - 7属110種
チーク属 Tectona
ハマクサギ属 Premna
キランソウ亜科 Ajugoideae - 約30属1000種
キランソウ属 Ajuga
クサギ属 Clerodendrum
カリガネソウ属 Caryopteris
ルリハッカ属 Amethystea
ニガクサ属 Teucrium (ウォールジャーマンダー)
イヌハッカ亜科 Nepetoideae - 約110属3600種
ナギナタコウジュ連 Elsholtzieae
シモバシラ属 Keiskea (シモバシラ)
ナギナタコウジュ属 Elsholtzia (ナギナタコウジュ)
ヤマジソ属 Mosla
シソ属 Perilla (シソ、エゴマ)
ラベンダー連 Lavanduleae
ラベンダー属 Lavandula
ハッカ連 Mentheae
カワミドリ属 Agastache
イヌハッカ属 Nepeta
オレガノ属 Origanum (オレガノ、マジョラム)
ハッカ(メンサ)属 Mentha (ミント)
ムシャリンドウ属 Dracocephalum
カキドオシ属 Glechoma
ヤナギハッカ属 Hyssopus
ウツボグサ属 Prunella (ウツボグサ)
シロネ属 Lycopus
ラショウモンカズラ属 Meehania (ラショウモンカズラ)
セイヨウヤマハッカ属 Melissa (レモンバーム)
ヤグルマハッカ属 Monarda
アキギリ属(サルビア属) Salvia (サルビア、セージ)
キダチハッカ属 Satureja (セイバリー)
ローズマリー属 Rosmarinus
イブキジャコウソウ属 Thymus (タイム、イブキジャコウソウ)
トウバナ属 Clinopodium トウバナ、クルマバナ
メボウキ連 Ocimeae
ヤマハッカ属 Isodon
イガニガクサ属 Hyptis
メボウキ属 Ocimum (バジル)
Solenostemon - コリウス
Plectranthus - コレウス・フォルスコリ
Garrettia
タツナミソウ亜科 Scutellarioideae - 5属380種
タツナミソウ属 Scutellaria
オドリコソウ亜科 Lamioideae - 約70属1200種
イヌゴマ属 Stachys (チョロギ)
スズコウジュ属 Suzukia スズコウジュ
オドリコソウ属 Lamium (ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オドリコソウ)
チシマオドリコソウ属 Galeopsis
ジャコウソウ属 Chelonopsis
ミズトラノオ属 Pogostemon (ミズトラノオ、ポゴステモン・ヘルフェリー)
テンニンソウ属 Leucosceptrum (テンニンソウ)
メハジキ属 Leonurus
マネキグサ属 Loxocalyx
ヤンバルツルハッカ属 Leucas ヤンバルツルハッカ
ニガハッカ属 Marrubium
<転載、以上>
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「シソ科」研究 |