<Wikipediaより、転載>
アヤメ属(あやめぞく Iris)はアヤメ科の属の一つ。
【特徴】
多年草で地下に球茎または根茎がある。葉は剣形でふつう根生し、茎に跨状に互生する。花は両性で、1個または多数の花を総状につける。花被片は6個で、3個の外花被片と3個の内花被片の形が異なる。外花被片は大型で先が広がり下に垂れ、種によっては外花被片の中央部にとさか状の突起があり、内花被片は小型で直立する。花柱は上部が3分枝し、花柱分枝は花弁状になる。雄蕊は3個で外花被片に対生し、花柱分枝の下につく。
世界の温帯に約150種、日本では9種が知られ、うち7種が自生している。
【日本の種】
シャガ Iris japonica Thunb.
ヒメシャガ I. gracilipes A.Gray
イチハツ(帰化、栽培) I. tectorum Maxim.
エヒメアヤメ I. rossii Baker
ノハナショウブ I. ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai ex Makino et Nemoto
ハナショウブ(栽培) I. ensata Thunb. var. ensata
カキツバタ I. laevigata Fisch.
アヤメ I. sanguinea Hornem.
シロアヤメ I. sanguinea Hornem. f. albiflora Makino
カマヤマショウブ I. sanguinea Hornem. var. violacea Makino
ヒオウギアヤメ I. setosa Pall. ex Link
ナスノヒオウギアヤメ I. setosa Pall. ex Link var. nasuensis H.Hara
キリガミネヒオウギアヤメ I. setosa Pall. ex Link var. hondoensis Honda
キショウブ(帰化)I. pseudacorus L.
【園芸種】
ダッチアイリス I. × hollandica Hort. ex Todd.
ドイツアヤメ I. germanica L.
【薬草】
ブルーフラッグ(学名: Iris versicolor, 英: Blue flag)
<転載、以上>