カンパニュ(ヌ)ラ・メディウム(Campanula medium)は、南ヨーロッパ原産の草花です。

日本には明治のはじめに入って来たとされます。基本は春にタネをまいて翌春以降、6月〜7月頃に花を咲かせて枯れる2年草として扱われていますが、現在は、春まき二年草(秋まき一年草)・多年草などの品種があります。別名のフウリンソウやツリガネソウは花姿に由来しています。花色はポピュラーな青紫系から白やピンク系まであります。二重咲きの品種もあり、これは「カップ・アンド・ソーサー」と呼ばれています。
従来の品種はやや背丈が50〜80cm程度の高さなのですが、矮性種は背丈を40cm程度に抑えたものもあるようです。

【育成について】
二年草なので育苗は時間がかかりますがタネから育てるのもそれほど難しくはありません。
ある程度の大きさの株を寒さにあわせることで開花します。秋までの育苗がポイントです。近年は花芽が出来るのに低温を必要としない早生品種(矮性種に多い)もよく出回ってます。秋まきして初夏開花できるので便利です。>育て方の詳細は、

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