<Wikipediaより、転載>

ハルユキノシタは、ユキノシタ科ユキノシタ属に分類される草本の植物。学名はSaxifraga nipponica。

【特徴】
日本固有種で、本州の関東地方から近畿地方の山地の岩上に生える多年草。

送出枝を出さず、根茎が横にはう。根出葉は通常5-16cmの葉柄があり、葉身は長さ2-6cm、幅2-7cmで、円形から腎円形をしていて、浅い切れ込みがあり縁に鋭鋸歯がある。ユキノシタ (Saxifraga stolonifera Curtis) と異なり葉は紅色を帯びない。葉と花茎には腺毛が生える。
花期は4-5月で、高さ20-30cmになる花茎を伸ばし、花序は集散状となる[1]。花弁の上部3弁は広卵形で長さ3-5mm、付け根は濃い黄色を呈し、下部の2弁は白色で長さ10-25mmの長楕円形となり、垂れ下がる。おしべは10 本で長さは約5mmになり、葯は淡黄色または淡紅色になる。
下位分類[編集]
品種に花弁が紅色を帯びるベニバナハルユキノシタ (Saxifraga nipponica Makino f. rosea Togashi et Satomi)がある。

◆画像◆


<「みんなの花図鑑」より、転載>

花の特徴

"花茎を伸ばし、枝分かれをして白い小さな花をつける。 花びらは5枚で、下の2枚が大きい。 雪の下(ユキノシタ)の上側の花びらには紫色の斑があるが、春雪の下(ハルユキノシタ)の斑は黄色い。"

葉の特徴

"根際から生える葉は円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉の色は黄緑色で、白い毛が生えている。 近縁種の雪の下(ユキノシタ)にあるような黄白色の斑は入らない。"

[b]実の特徴[b]

花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

<転載、以上>
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春雪の下・ハルユキノシタ(Saxifraga nipponica)