<やさしいエンゲイより、転載>
【栽培カレンダー】
季節・日常の手入れ
草丈の高くなる品種は早めに支柱を立てて倒れないようにしましょう。性質が丈夫な植物でタネをまいて発芽すれば、後はさほど手間をかけずに開花まで育てることができます。
日当たり・置き場所
一年を通してよく日の当たる場所で育てます。また、暑さを多少いやがるので風通しの良い場所を選びましょう。耐寒性はあるのですが霜に弱いので、寒冷地では株元をワラや腐葉土で覆うなど簡単な防寒を行います。
水やり・肥料
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。じめじめした土が嫌いなので水をやりすぎて過湿にしないように気をつけましょう。庭植えは乾燥しない程度の水やりで十分です。
肥料は植え付けるときにゆっくり効くタイプの化成肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。後は生長を見ながら適宜追肥を与えますが、順調に育っていればあまり追肥を与える必要ありません。
用土
水はけさえ良ければ特に土質を選ばずによく育ちます。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使いましょう。
植え替え・植え付け
多年性タイプのものは花後に株分けを兼ねて植え替えます。ただ、株が劣化しやすいので毎年タネから育てた方が確実かもしれません。
大きくなるので、複数株植え付ける場合は株と株の間隔を30cmあけます。
ふやし方
タネをまいて育てます。発芽適温は20℃前後です。
二年草タイプは4月〜5月にタネをまいて育苗し、翌年の初夏〜夏に花を咲かせます。
一年草タイプは3月〜4月にタネをまくとその年の夏に花が咲き、9月頃にまくと翌年の初夏〜夏に花が咲きます。開花までの育苗期間の短い春まきは手軽で育てやすいですし、開花までの育苗期間がたっぷりとれる秋まきは株が大きく生長して、たくさんの花を楽しむことができます。
タネの表面がややコルク質で水をはじきやすいので、一晩水につけてからまくと良いでしょう。発芽後、本葉が2〜3枚になったら庭や鉢などに植え付けます。苗が大きくなってからの移植は根付きにくいので、できるだけ早めに植え付けるようにしましょう。あまり土質を選ばずによく発芽するので、庭や鉢に直接タネをまいて間引きながら育てることもできます。
かかりやすい病害虫
夏から秋までワタノメイガの幼虫が発生します。花や葉を食害するので見つけ次第捕殺するか薬剤を散布して駆除します。
まとめ
日当たりと風通しの良い環境を好みます
一年草タイプと二年草タイプがあります
水はけさえ良ければ特に土は選びません
<転載、以上>
【栽培カレンダー】
季節・日常の手入れ
草丈の高くなる品種は早めに支柱を立てて倒れないようにしましょう。性質が丈夫な植物でタネをまいて発芽すれば、後はさほど手間をかけずに開花まで育てることができます。
日当たり・置き場所
一年を通してよく日の当たる場所で育てます。また、暑さを多少いやがるので風通しの良い場所を選びましょう。耐寒性はあるのですが霜に弱いので、寒冷地では株元をワラや腐葉土で覆うなど簡単な防寒を行います。
水やり・肥料
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。じめじめした土が嫌いなので水をやりすぎて過湿にしないように気をつけましょう。庭植えは乾燥しない程度の水やりで十分です。
肥料は植え付けるときにゆっくり効くタイプの化成肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。後は生長を見ながら適宜追肥を与えますが、順調に育っていればあまり追肥を与える必要ありません。
用土
水はけさえ良ければ特に土質を選ばずによく育ちます。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使いましょう。
植え替え・植え付け
多年性タイプのものは花後に株分けを兼ねて植え替えます。ただ、株が劣化しやすいので毎年タネから育てた方が確実かもしれません。
大きくなるので、複数株植え付ける場合は株と株の間隔を30cmあけます。
ふやし方
タネをまいて育てます。発芽適温は20℃前後です。
二年草タイプは4月〜5月にタネをまいて育苗し、翌年の初夏〜夏に花を咲かせます。
一年草タイプは3月〜4月にタネをまくとその年の夏に花が咲き、9月頃にまくと翌年の初夏〜夏に花が咲きます。開花までの育苗期間の短い春まきは手軽で育てやすいですし、開花までの育苗期間がたっぷりとれる秋まきは株が大きく生長して、たくさんの花を楽しむことができます。
タネの表面がややコルク質で水をはじきやすいので、一晩水につけてからまくと良いでしょう。発芽後、本葉が2〜3枚になったら庭や鉢などに植え付けます。苗が大きくなってからの移植は根付きにくいので、できるだけ早めに植え付けるようにしましょう。あまり土質を選ばずによく発芽するので、庭や鉢に直接タネをまいて間引きながら育てることもできます。
かかりやすい病害虫
夏から秋までワタノメイガの幼虫が発生します。花や葉を食害するので見つけ次第捕殺するか薬剤を散布して駆除します。
まとめ
日当たりと風通しの良い環境を好みます
一年草タイプと二年草タイプがあります
水はけさえ良ければ特に土は選びません
<転載、以上>
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タチアオイ(Althaea rosea) |