<Wikipediaより、転載>

イヌガラシ(犬芥子、Rorippa indica)は、アブラナ科イヌガラシ属の多年草。水田の畔などのやや湿った場所に生える雑草である。
英名:variableleaf yellowcress

【分布】

日本全国、朝鮮・台湾・中華人民共和国・インド・フィリピン。

【特徴】
草丈は20〜50cm。生育期間は10〜7月で、空地、庭、水田、路傍に生育する。 葉は長楕円形でギザギザがあり、茎は暗緑色に赤みを帯びる。花は根本から株立ちとなり、4〜6月に黄色4弁の十字状花を総状につける。稀に秋に咲くことがある。果実は長さ約2cmの長角果で、弓状に曲がる。

【近縁種】

スカシタゴボウ R. islandica
イヌガラシより葉の切れ込みが粗い。

<転載、以上>

◆画像◆


<イヌガラシの花>


<イヌガラシのロゼット>



【スジグロシロチョウの幼虫の食べる草】

スジグロシロチョウの幼虫の食草はイヌガラシ、ダイコンなどのアブラナ科帰化植物とされています。

【スジグロシロチョウとは】<Wikipediaより、以下に情報を転載>
スジグロシロチョウ(筋黒白蝶・学名Pieris melete)は、、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類されるチョウに分類されるチョウのひとつ。

【特徴】
モンシロチョウと同じモンシロチョウ属(Pieris)に属する。和名が長く知名度がいささか低いためか、しばしばモンシロチョウと混同されるが、一般的にモンシロチョウよりも大型。両種の特徴を熟知しない場合は飛翔する姿からの同定は難しいことが多い。
昆虫の翅には「翅脈(しみゃく)」があり、昆虫が羽化する際、これに体液を流し込んで固まる前の翅を展開する。この翅脈の周りの鱗粉が黒くなっている点がモンシロチョウとの差異である。また、比較的薄暗い場所を好み、市街地や都心部よりもむしろ住宅地や山村、公園の樹木の中などに多く、こうした場所ではモンシロチョウよりも多くみられる。
雄雌や春型と夏型とでは模様が異なり、春型では翅の裏側翅脈に沿い灰色の筋がある。夏型では、表面の黒紋が大きくなるといった特徴が認められる。
近似種にエゾスジグロシロチョウがある。当初は混同されていたが現在は別種となった。食草の違いなどからエゾスジグロシロチョウのみが日本に生息していたところに本種が流入したと考えられている。

分布
中国東北部、東シベリア、朝鮮半島に分布。日本国内ではほぼ全土で見られる。

生活史
春から夏にかけて見られる。モンシロチョウより遅く出現することが多い。越冬態は幼虫。

◆画像◆


<転載、以上>
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イヌガラシ(Rorippa indica)