<みんなの花図鑑より、転載>

キエビネ(Calanthe sieboldii)

開花時期:4〜5月

花の色:黄

名前の読み:きえびね

分布:本州の紀伊半島から沖縄
海外では、台湾や済州島などにも分布

生育地:山地の林の中

植物のタイプ:多年草

大きさ・高さ:30〜50センチ


花の特色

鮮やかな黄色い花を十数輪つける。
花の形はエビネ(海老根)と同じだが、花弁は幅広く、3つに裂けた唇弁の真ん中の裂片の先が尖っていて垂れ下がる。
また、花のつけ根の部分につく距が短い。

葉の特徴

葉は長さが45〜60センチくらいある幅広い楕円形で、縦に襞がある。

実の特徴

花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

この花について

俳句の季語は春である。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。

■画像■


<転載、以上>
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キエビネ(Calanthe Striata R Br、Calanthe sieboldii)
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