<Wikipediaより、転載>

コナラ(小楢、学名:Quercus serrata)はブナ目ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。別名ホウソ。
「コナラ」の名は、もうひとつの日本の主要なナラであるミズナラの別名であるオオナラ(大楢)と比較してつけられた。

【特徴】
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する。日本では雑木林に多く見られる。葉は長楕円型で縁にとがった部分がある。花は4 - 5月、若葉が広がる時に咲き、秋に実(ドングリ)が熟す。樹皮は灰色で、縦に裂け目ができる。
落葉樹だが、秋に葉が枯れた時点では葉柄の付け根に離層が形成されないため葉が落ちず、いつまでも茶色の樹冠をみせる。春に新葉が展開するころに枯れた葉の基部の組織で離層が形成され、落葉が起きる。

【種内変異】

<亜種>
フモトミズナラ Quercus serrata Murray subsp. mongolicoides(シノニム Quercus crispula var. mongolicoides)。ミズナラの変種ともされる。以前はユーラシア大陸産のモンゴリナラ Quercus mongolica と同種とされた。研究者により様々な見解が存在し、はっきりしない。

<変種>
マルバコナラ(ビワバコナラ) Quercus serrata var. pseudovariabilis

<品種>
シダレコナラ Quercus serrata f. dependens
テリハコナラ Quercus serrata f. donarium(シノニム Quercus serrata var. donarium)
アオナラ Quercus serrata f. concolor (シノニム Quercus serrata var. concolor、 Quercus neostuxbergii)
ハゴロモアオナラ Quercus serrata f. pinnata
タレハハゴロモアオナラ Quercus serrata f. pinnatifida

<交雑種>
コガシワ Quercus x takatorensis カシワとの交雑種
チョウセンコナラ Quercus x maccormickii ナラガシワとの交雑種
オオバコナラ Quercus x major  ナラガシワとの交雑種

◆画像◆

<樹皮>



<葉>



<雄花>

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コナラ(Quercus serrata)